All about Erotic Fight #18 --- 2010.08.12

黒ギャル de エロレズボクシング



 須真杏里嬢が黒ギャル化したことで、前回の「エロ系ボクシング作品アイデアいろいろ」は、「ちゃっちゃっと文章にしてちゃっちゃっと公開したい部分だけがアップできない」という、何とも情けないオチになってしまいました。が、新たに「黒黒対決」というお題目が目の前に提示された格好になりましたんで、ページのタイトルを、「黒ギャルde」なんつー感じにして、今一度仕切り直しを。

 タイトルがタイトルだもんですから、一応、黒ギャルくくりのお話も込みで、という形で進めていきますけど、このページの目的は、あくまでも、「《須真杏里×MOKA》の組み合わせで、エロエロでレズレズなボクシングを撮るなら、どんなシナリオを描いてあげれば、より強烈な作品に仕上がるか」について語ること。・・・・ ま、前フリは前回やった、と言うか、前回の文章がまるまる前フリみたいなもんですから、今回は、これ以上グダグダせずに、とっとと本題へ進むことにしたいと思います。


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 一口に黒ギャルちゃんと言っても、いろんなタイプがあるわけで、勝ち栄えするモデルさんも居れば、被虐が似合うモデルさんも居る。加えて、黒ギャルってのは、キャットファイト系作品のキャストとして考えたときに、キャラ的にかなりインパクトが強いですから、相方とのバランス、つまり、体格やお顔立ちなどの、見た目の 「強そう」度や、どちらがヤラレとしての商品価値が高そうか、などを考えて、勝ち役と負け役を割り振り、シナリオを描いてあげる必要があります。

 例えば、エロ風味ではないけれども、シナリオ仕立てで、黒ギャルキャラを突っ込んだボクシング作品に、スクエアフォースさんの【Delusion Boxing 7】があります。バトルさんちのスライドショー写真を見ると、セーラー服編とビキニ編の二試合収録で、どちらも黒ギャルの負け、という結果のようですが、この作品に出演している黒ギャルちゃんの心夏ミルク嬢は、どちらかというと「ヤラレてナンボ」って感じのキャラなんで、作品自体は、体裁よく仕上がっているように思います。

 逆に、黒ギャルちゃんを勝ち役に持っていってるのが、バトルさんの【レズボクシング 4】。新井ちなつ嬢(肌はそれほど黒くないけど、印象としては黒ギャルのイメージ)が、攻め役が似合うキャラで、相方の星永あゆみ嬢が、んもう「どこからどう見てもヤラレ」って感じのモデルさんですから、ややドミ色の強い展開が、それぞれのキャラとうまくマッチしてますね。

 あと、黒ギャルちゃんが出てるボクシング作品だと、バトル 【レズボクシング 5】。この作品では、黒ギャル中森ひなの嬢が勝ち役を担当していますが、彼女と、相方の星野うらら嬢を見比べると、上に書いた「見た目の強そう度」、「ヤラレとしての商品価値」的に、勝ち負けの割り振りを間違えた失敗例かな、って気がします。

 で、肝心のMOKA嬢は(と彼女だけ取り上げるのは、この部分が、まだ、須真杏里嬢が黒ギャル化する前に書いてた文章を、そのまま使ってるからです)、と言うと、バリバリの小悪魔キャラみたいな感じの設定が、すごく似合うように思える。

 上で、黒ギャル勝ちの例として取り上げた【レズボクシング 4】では、試合終了のゴングのタイミングで、KO勝ちした新井ちなつ嬢が、「軽く腰を振りながら勝利のポーズを取る」なんてシーンがありますが、こんな役柄にビタッとハマる気がするんですよね。因みに、【レズボクシング 4】には、多少、新井嬢が受けに回るシーンがあるんですが、同じモデルさんのコンビで撮影された 【バトルオリジナル プロレズリング 4】では、新井嬢が、受けシーンゼロの全編攻め役で、これがまたいい感じに仕上がってます。

 だったら、・・・・ と、ここでちょっと横道に逸れますが、・・・・ だったら、MOKA嬢と、被虐の似合いそうなモデルさんとを組ませて、【プロレズリング 4】と同じパターン、つまり、「ダイジェスト版四〜五試合+メイン一試合」で、一直線ドミのエロレズボクシング作品を作ってみる、なんてのはどうでしょうかね?

 んでまぁ、ヤラレ担当は、攻め役以上に、ヤラレ甲斐のあるよいおっぱいであって欲しい、なんてことも思ったりするわけで。ぶっちゃけ、この部分は、あくまでも横道ですから、ここは思い切って、浜崎りおタンでもぶつけてみましょか(小文集では、基本的に、モデルさんを「××嬢」って呼んでるけど、浜崎りおタンだけは、どうしても「りおタン」になっちゃうんだよなぁ)。

 【プロレズリング 4】のシナリオをパクるなら、「後輩の新人レズボクサーMOKAに、連敗続きのりお。次の試合に負けたら、もう興行に呼ばないと宣告されたりおは、己の引退を賭けて、MOKAとの試合に臨むが ・・・・」、 こんな感じですかね。

 ダイジェスト版は、りおタンヘロヘロorグロッギー状態からKOシーンまでを、五分ぐらいの尺で、適度にコスを替えて撮っておく。フィニッシュは、顔パンチKO、腹パンチKO、イカされたなりでKO、・・・・ と、いろんなバリエーションがあった方がいいですね(そのために、レズ行為ナシの試合を混ぜておくのがいいかも)。で、メインの試合は、序盤は多少善戦するけど、途中からKOまで一本道のドミ展開で、そのままペニバンレイプのお仕置きモードへ突入、と。

 んー、最後の試合だけ、お仕置きモードがあるのはヘンかなぁ。じゃ、MOKA嬢を「デビュー前の新人」かなんかにキャラ設定して、ダイジェスト版を「試合形式のスパー」ってことにするのはどうだろう(グローブも、そっちはマジックテープ式のやつを使う)。でもって、MOKA嬢のレズボクシングデビュー戦の相手をすることになったりおタンが、デビュー戦の新人にまったく歯が立たずにKOされ、ペニバンレイプの餌食に。・・・・ うん、これなら、メインの試合だけにお仕置きモードがあることの根拠もできるし、シチュエーションにもソソるものがあって、結構いいかも知んない。

 ・・・・ と、寄り道はここまで。MOKA嬢とりおタンではないにしても、「勝ち栄えする黒ギャルキャラ」と「被虐が似合いそうなおっぱいキャラ」なら、こんなエロいシナリオも書けるよ、ってプレゼンをするために、意識的に脱線してみた次第です。ハイ。


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 じゃ、本題の「須真杏里×MOKA」に戻って。今までに、「このモデルさんとこのモデルさんで、こんなシナリオで」みたいなことを、ブログや小文集で幾度となくやってきましたけど、今回は、この組み合わせのリアル起用が見えている(←これは本当にそう思ってる)だけに、今まで以上に気合いを入れて、取り組みたいと思います。ふむっ!!


 まず、作品の全体構成(何本勝負にするか、何試合収録にするか、って話)ですが、お二人とも、極めて上質なモデルさんですから、どちらのヤラレシーンも、それなりに濃い形で収めたい。そのためには、「一本勝負の二試合収録」ってのが、一番いいと思います。これは、前回やった、「殴子×淫子」と同じパターンになりますね。

 でまぁ、「一本勝負の二試合収録に持っていく」までは、すんなり決まったんですが、正直なところ、「コレだっ!!」と感じられるシナリオを思い当たるまでには、ずいぶん苦労しました。

 ネックになったのは、上にちろっと書いたように、MOKA嬢が小悪魔っぽいキャラだということで、勝ち担当の試合で、彼女をカッコ良く見せようとすると、苦もなく勝利、圧倒的な勝利、って感じにしたくなっちゃう。でもって、そうした上で二試合を一勝一敗に振り分けるとなると、一試合目と二試合目で、力関係が入れ替わったという根拠を、かなり明確に提示する必要が生じることになるわけですが、そのやり方が、なかなか見つからなかったんですね。

 前回の 「殴子×淫子」では、「《殴子》が成長する」というのを根拠にしましたけど、「殴子×淫子」の場合、《淫子》は《殴子》に比べて、年長で経験豊富みたいなテイストを帯びているからこそ、一度は負けた《殴子》が「成長して」《淫子》を打ち負かす、って画が描けたわけで、この手法は、「須真杏里×MOKA」には使いづらい。どちらを「成長させる」にしても、どうにも美しくないと言うか、しっくり来ないんですよね。

 んでまぁ、あれこれと想いを巡らせた結果、ちょっとキワモノっぽいシナリオに辿り着いたので、そいつをご披露することに。

 このシナリオは、須真嬢が黒ギャル化する前に、頭に浮かんだものなんですが、最終的な 「黒黒対決版」は、このシナリオがベースになる、と言うか、ぶっちゃけ、キャラ設定とそれに付随する試合の背景を弄くるだけです。だもんで、一応、白黒対決風な感じでやっつけていきますが、実質、こいつが本チャンのプレゼン、ってことになります。

 えー、お名前そのままだと、ちょっと生々しすぎる気がしないでもないんで、毎度毎度安直なネーミングではありますが、以下、須真杏里嬢を《殴子》、MOKA嬢を《黒子》に置き換えて、シナリオ紹介を進めさせていただきます。


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 まず、(白黒対決版の)キャラ設定から。

 《殴子》は、バトル学園トップレスボクシング部の出身で、卒園後もプロとして活動を続けるトップレスボクサー。練習熱心で、後輩の面倒見も良く、学生時代は、部のキャプテンを務めていた。プロデビュー以来、KO勝ちを続けていて、早くも、将来のチャンピオン候補として注目を浴びている。

 《黒子》は《殴子》の一学年後輩に当たる、バトル学園の現役学生。トップレスボクシング部に所属しているが、あまり部の練習に参加せず、夜遊びばかりしている、サボりの常習犯。

 ・・・・ だいたい、こんな感じになりますね。ついでに、《殴子》は、後輩部員の《黒子》の才能を高く評価してるんだけど、《黒子》がなかなか練習に身を入れようとしないのを、歯痒く思っていた、なんて背景も付け足しておきましょうか。


 ある日、《殴子》は、卒園を間近に控えた《黒子》から、「卒園したら、レズボクシング興行を行っている団体に入るつもりでいる。今のうちに少しでも練習しておきたいので、相手をしてもらえないか」 という連絡を受ける。《黒子》の進路を気にかけていた《殴子》は、《黒子》の申し出を快く了承し、試合形式のスパーリングを行うことに ・・・・

 ・・・・ と、こんな文章をスーパーか何かで見せてから本編スタートですが、試合(スパー)シーンへ行く前に、ちょっと小細工を。

 シューズとボトムというコスに着替えをしている《殴子》(手は素手のままです)。その横で、すでに着替えを終えた《黒子》が、自分の身体にローションを塗りたくっています。

「また、随分丁寧に塗るわねぇ。」

「ええ。でも、公式の試合はこういうルールなんで、それに慣れるためにも、こういうとこまでちゃんとやっとかないと。あ、すいません、先輩、背中塗ってもらえません?」

 まぁ、二人がかりでやる必要はないんですが、とにかく、《黒子》の全身にべっとりとローションを塗る。で、今度は、《黒子》が《殴子》の身体にローションを塗る番になるんですが、ここで、「使ってたローションのボトルが空になり、《黒子》が別のボトルを取り出す」というシーンを入れます。

 答えを先に言ってしまうと、この「《殴子》用ローションには、性感を高める催淫剤がたっぷりと仕込まれてる」って寸法(つか設定だな)で、コイツが、一試合目を 「《殴子》負け」 にするためのキモになるわけですね。ローションを塗られている途中、《黒子》の手が乳首に触れたときに、《殴子》がぴくんと反応し、思わず小さな声を洩らしてしまう、なんてことをやっておくと、それっぽい布石になって、いいかも知れません。

 《黒子》が《殴子》にローションを塗る場面では、《殴子》は手持ち無沙汰になっちゃいますから、ローションがついた手をタオル拭いて、バンデージを巻き始める、とかしてもらうといいですかね。でもって、《黒子》が《殴子》の後ろに回って、背中にローションを塗ってるときに、「ほくそ笑む 《黒子》」の画を入れとく。

 んー、「ローションに催淫剤が仕込まれてる」ってのは、この段階で(試合シーンへ行く前に)わかるようにしておかないといけないなぁ。映像の中に仕込めるとオシャレなんだけど、ちょっと難しそうだから、試合前映像と試合シーンの間に、文字情報としてぶっ込むしかないか。


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 ・・・・ と、そんな感じの「試合前の映像」を流してから試合シーンへ移るわけですが、先にやっといた方が、この文章を読んでる方が画をイメージしやすいと思うんで、ここでちょっと、コスのお話を。今回は、本人の気合い乗りを反映すべく、過去の作品に登場したアイテムを具体的な例に引っ張り出すなりして、いつも以上に、割と詳しい目に指定していきます。

 《黒子》のコスは、二試合目も含めて、全面的に黒で統一。これは、試合前映像の段階でわかるように、《黒子》を、「んもう腹の中まで真っ黒」的なキャラに見せたいからで、これが出発点になります。それとの対比で考えると、《殴子》は白を基本にするのが一番かな。

 一試合目は、あくまでも 「スパー」 なんで、あえて、試合っぽい雰囲気のコスから遠ざけて、下着下着してる感じのボトムにしたい。・・・・ ってことで、《黒子》には黒のTバックを支給。Medusaさんの【拷問ボクシング 1】で、田代さくら嬢が穿いてるようなやつですね。ただ、これだと、ちょっと、側面と背中側の布の位置が低くなりすぎる気がしないでもないので、こんな形状のものの方がいいかも知れない。

 《殴子》には、【拷問ボクシング 2】で、小倉和葉嬢が穿いてるような感じのボトムを。Tバックではなくハーフバックぐらいにして、《黒子》よりも、肌の露出を、少しだけ抑えておきます。色は白のままでオケ。《黒子》よりも、気持ち野暮ったい感を出したいので、側面と背中の布の高さもこのままの方がいいでしょう。・・・・ うーん、それよりも、濡れ透けの破壊力狙いで、《黒子》用に推奨したのと同じ、シルクガーデンさんの白のハーフバックで勝負しちゃった方がいいかなー。

 次にシューズ。《黒子》 は、当然、黒のシューズってことになりますが、黒のストラップで、ラインやロゴの入ってない(目立たない)、全体的に黒一色に見えるものがいいですね。この手のシューズは、過去のキャット系作品にも何度か出てきてますけど、一番「それっぽい」のは、アキバコム制作部さんの【高身長レズヒールレスラーのレズレイプ制裁 1】で、片瀬ナオ嬢が履いてるやつかな(同じシューズを男性レスラーが履いてる作品もあるようなので、このシューズは、サイズ的に男用かも知れないが)。

 《殴子》用のシューズは、んー、正直なところ、あんまり明確にはイメージできてない。ただ、《黒子》が全面黒コスだってことを考えると、やっぱり白がいいのかなぁ、って気はする。【Boxing of the Lesbian 2】で石原あすか嬢が履いてた、ラインの入ってない白シューズみたいなのがいいと思います。

 グローブは、一試合目はマジックテープ式のもの、既存備品ベースで考えると、【女子ボクシングNEO 2】で使われてたグローブですね(もちろん、黒を《黒子》用に)。マジックテープ式のグローブを使う理由は、二試合目との「試合度合い」の差を演出する意図に加え、「第三者の手を介さずにグローブが脱げる」という機能性にもあります。

 えー、「グローブを脱ぐ」というネタバレをしちゃったついでに、「二試合ともに、決着がついたあとにお仕置きモードつき」であることもバラしておきます。で、その際、勝者側にはグローブを脱いでもらうことになるんで、二人ともバンデージ着用です。《殴子》はフツーに白ですが、《黒子》は黒のバンデージで。色付きのバンデージを出してるメーカーさんもいくつかありますんで、さほど苦労せずに入手できるはずです。

 あとは、マウスピースか。《殴子》用は、まぁ「いつもの」白いやつでいいとして、《黒子》用はどうすっかなぁ。コスに合わせるなら、マウスピースも黒になるんだけど、黒いマウスピースって、どうも見た目がなぁ。・・・・ まぁ、ここはあまり深追いせずに、「フツーのでいい」 にしときましょか。

 んじゃ、二試合目用のコスに関しては後ほど、ってことにして(ちうても、替えるのはボトムウェアとグローブだけなんだけど)、コス、小道具類の話はここいらで切り上げ、シナリオ紹介に戻りましょう。


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 一試合目は、メインでお届けする二試合目に尺を充てる意味合いも兼ねて(と書くのは、一番の狙いが、リアルボクシングファイトっぽく見せる必要がある序盤から中盤にかけてを端折ることにあるからです)、試合途中からの映像でスタート。つまり、前回の 「エロ系ボクシング作品アイデアいろいろ」に書いた、「ダイジェスト版一試合+メイン一試合」のパターンです。

 当然、ダイジェスト版でお送りする一試合目は、一本道の《黒子》ドミ → ペニバンレイプのお仕置きタイム、って流れになりますが、「試合開始から 《殴子》 がヘロヘロになるまで」をぶっ飛ばすわけですから、試合前映像からの切り替わりのタイミングで、タネ明かし的な文章を突っ込んでおく必要がありますね。

 全力で《黒子》を叩きのめし、身をもって、プロの厳しさを感じてもらう。それが先輩である私の務めだ。・・・・ そんな想いを抱いてリングに上がった《殴子》だったが、《黒子》が仕掛けてくるレズ攻撃と、全身に塗られた催淫剤の相乗効果によって、完全に失速した《殴子》は、すでに、立っているのがやっと、という状況にまで追い込まれていた。・・・・

 試合シーンのドアタマの画は、「んもう普通じゃないぐらい息遣いが荒くなっちゃってる《殴子》のバストショット」あたりがいいかな。そこからカメラを引いていって、「じりじりと後退する《殴子》を、薄笑いを浮かべながら追い詰めていく《黒子》」って感じ。でもって、《殴子》がコーナーを背負ったら、顔をグローブで覆った《殴子》のガードの上から、《黒子》に、二、三発パンチを打ってもらってから、エロ行為モード(しゃぶり、乳弄り、股間擦りなど)へ突入、と。

 その後は、ダウンシーンやグラウンド状態を適度に織り交ぜながら、KOシーンへと向かうことになりますが、一試合目は、「第三者の手が入らない」、つまり、「その場に居るのは、《殴子》と《黒子》の二人だけ」という設定なので、ダウンの状況になっても、カウントは取りません(KOシーンを除く。これについては、後で説明します)。

 《黒子》には、試合の途中でマウスピースを外してもらいます。シナリオのテイストを考えると、「試合中の言葉責め」もアリだから、セリフをはっきりお届けするには、その方がいいだろうし、「しゃぶり攻撃」そのものも、マウスピースなし状態の方が、エロい画になるんじゃないか、って気がする。

 二人が離れた立ち位置になったところで、《黒子》が自らマウスピースを吐き捨てる。でもって、さらにそこで、舌なめずりとかすれば、「ここからは本格的にしゃぶらせていただきますよ殴子先輩」的な雰囲気が出て、エロさ大爆発って感じになるんじゃないでしょうか(なので、このシーンまでは、舐め系の攻撃はちょい控えめにした方がいいかも知れない)。

 試合部分のフィニッシュは、まず、ロープなりコーナーなりを背にした状態で《殴子》がイカされる。股間パンチ連打よりも、「乳しゃぶり&股間擦り」パターンがいいかな。で、イカされた精神的なショックで、完全にガードがお留守になってる《殴子》の顔面に、《黒子》が二、三発パンチを叩き込んで、《殴子》大の字失神。・・・・ こんな流れにしたい。【Boxing of the Lesbian 2】の一本目、二本目あたりに近いノリですね。

 《殴子》がいい感じにぶっ倒れたら、《黒子》は《殴子》 を見下ろし、動かなくなったのを確認するような、少しの「間」を置いてから、自分でカウントを取ります(マウスピースを外すのは、このカウントの声をはっきり聞かせる狙いもある)。

「ワン、トゥー、・・・・ ナイン、テン。ユー・アー・アウト。」

 カウントは、早くなり過ぎないよう注意して、一カウント二秒ぐらいのテンポで、ゆっくりまったりと。片方のグローブを腰に当て、もう片方の手で、カウントごとに、倒れている《殴子》を指しながら、みたいなポーズだと、すんごくサマになります。それから、口調は、普通のレフェリーがするような強いものではなく、ちょっと相手を小馬鹿にする感じで。最後の「ユー・アー・アウト」は、文字で書くなら 「♪」 がついちゃうぐらいの感じで言うのがいいと思います。

 んー、この試合は、「第三者の手が入らない前提」なんだけど、効果音的に、やっぱり試合終了のゴングはあった方がいい気がする。

「なんか、弱すぎてあんまり練習にならなかったなー。・・・・ じゃ、試合後の儀式のお相手も、よろしくお願いしますね、殴子先輩。」

 倒れている《殴子》の身体(顔でもおっぱいでもいい)を靴裏で弄りながら、そんなセリフを口にしてから、《黒子》がグローブを脱ぎ、リングの脇あたりに用意しておいたペニバンを装着して、お仕置きタイムへと移行。・・・・ 一試合目は、こんな感じですね。


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 不慣れなレズボクシング形式だったとは言え、後輩の《黒子》にKOされたことは、《殴子》にとって、ショッキングな出来事だったが、それでも、このスパーリングが、プロのレズボクサーとして学園を巣立っていく《黒子》の自信に繋がればいいのだと、《殴子》は自分を納得させることができた。

 半年後、このスパーリングの映像がインターネット上に流出していることを知り、愕然となった《殴子》は、この映像が《黒子》の取り巻きによって密かに撮影されていたことや、スパーリングの際、自分の身体に塗られたローションに、《黒子》が強力な催淫剤を仕込んでいたこと、そして、自分を高く売り込む目的で、卒園後に《黒子》が所属するレズボクシング団体に、《黒子》自身の手によって持ち込まれたことを突き止めた。

 《黒子》の奸計に激怒した《殴子》は、自ら《黒子》の所属する団体に乗り込み、《黒子》への挑戦状を叩きつけた。・・・・

 ・・・・ と、かなり強引ではありますが、一応、こんな感じの背景で二試合目へ突入します。んー、「映像流出云々」の部分は、ちょっと大掛かり過ぎるかな。とりあえず、《殴子》が、「レズボクシングの公式戦」 という場で、《黒子》との試合を要求した、みたいな感じになってれば、それで充分でしょう。


 一試合目とは違って、こっちは、フツーに「試合」なんで、コスもそれっぽく。黒子には、是非、以前ブログで紹介したことのある、isamiブランドの黒のキックパンツを穿いてもらいたい(このシナリオを思いついたときに、一番最初に決まったのがコレ)。ベルトラインのブランドロゴを取り除くことができれば、さらにカッコいい「黒トランクス」に見えると思います。

 《殴子》用は、既存品でいくと、同型の白が第一候補(こっちも、できればブランドロゴは剥がしたい)。ただ、もし《殴子》がヤラレなら、これで文句ナシなんだけど、この試合は勝ち役だから、もう一捻り欲しいところではある。「ベルトライン太めで、股上股下の丈をグッと詰めた、赤白コンビのサテントランクス」みたいなのを作っちゃうのがいいかな。色的には、黒を使わないことを条件に、もっと派手な方向性(ゴールド、シルバーなど)に走っちゃってもいい。

 グローブは、試合用にビシッとテーピングを施した、ストラップタイプの赤と黒。もちろん、《黒子》が黒です。シューズやその他の小道具は、一試合目と同じで問題ないでしょう。

 それと、やっぱり、一試合目と二試合目では、「環境」に差をつけたいですね。

 BATTLE-NETスタジオのリングを前提にすると、一試合目は、「試合」のイメージから遠ざけるために、自然照明にしで、暗幕も敢えて外す。それに対して、二試合目は、バッチリ暗環境で。一試合目と二試合目で、リングのキャンバスを替える(一試合目は、FETI-FEASTさんの作品でよく使ってる、オレンジ無地がいいかな)なんてとこまでいけば、さらにOKです。


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 二試合目は、より試合っぽい雰囲気を出すという狙いもあり、概ね5分ごとにラウンドの区切りを入れていきます。既存作品に比べると、ちょっと細切れっぽいイメージですが、後述するように、第五ラウンドでの決着を考えてるんで、試合の部分に充てられる時間から逆算すると、だいたいこのぐらいの尺になりますね。

 それから、グラウンド状態のエロ行為とカウント進行の関係については、前回の小文集で、幾つか挙げたものの中から、「ダウンはダウンでカウントをスタートさせるけど、ダウンさせた側が、グラウンド状態で相手にエロ攻撃を仕掛けるのは自由。その際には、「ファイト」の音声を入れて、カウントを停止する」 がいいかな。あ、既存作品と同様に、レフェリーはナシで、カウントは男声(別に女声でもいいけど)が担当です。・・・・ ってことで、試合開始。

 第一ラウンドは、両者互角の展開。ノリとして、《殴子》は正統派ボクシングに近い攻め筋で、《黒子》はエロ攻撃狙い(クリンチから舐め揉み擦り合戦に持っていきたい素振り)みたいな色合いを出したいところです。で、ラウンド終了のゴングのあと、インターバル映像へ。

 第二ラウンドは、やや《殴子》優勢ぐらいで、《黒子》ダウンを一度見せておきますが、ここでは《殴子》はグラウンドでの攻めへは行きません。でもって、ラウンド終盤に、《黒子》が《殴子》に圧し掛かって(パンチによるダウンからよりも、押し倒すとか投げ倒すとかの方がいい)、エロ攻撃を仕掛けていき、グラウンド状態が続いている最中に、ラウンド終了のゴングを被せます。この時点では、相手の攻撃に対するリアクションはするけど、二人ともヘロヘロ状態まではいってません。プラス、《殴子》は、まだエロ攻撃控えめの感じ。

 インターバル映像は挟まずに、前のラウンドからの画面切り替えで、直接第三ラウンドへ突入。ここいらあたりから、徐々に《黒子》が失速していきます。失速の根拠には、「ボディへのダメージ」 を推奨。前のラウンドあたりから、「接近戦でボディを打たれて顔を歪ませ、クリンチに逃げる」なんてことをやっておけば、自然な形で、《黒子》の動きを鈍らせていくことができると思います。

 もう一度インターバル映像をぶっ飛ばして、第四ラウンドへ。《黒子》の手が完全に止まり、ガードも崩壊し始めます。当然、エロ攻撃も、自分から仕掛けられなくなる感じ。で、適度にダウンシーンを織り交ぜながら、《殴子》ドミの状態を続けることになりますが、ラウンドの最後にひとネタぶっ込みます。

 《殴子》が、ダウンした《黒子》をグラウンド状態でエロ攻めしていき、「もうあと一擦りで《黒子》がイカされる」ってとこで、ラウンド終了のゴングを被せる。つまり、「寸止め」しちゃうわけですね。余裕綽々の表情で《黒子》を見下ろしてから、自分のコーナーへ引き上げて行く《殴子》。《黒子》の方は、《殴子》がその場を離れても、しばらく立ち上がれない。

 んでもって、ここでは、インターバル映像を挟んでおく。勝利を確信しているような笑みを浮かべながら、次のラウンドを待つ《殴子》と、既に半泣きプラスかなりのハァハァ状態になってる《黒子》(基本、顔は下向きで、たまに、恨めしそうな眼差しを《殴子》のコーナーに向ける、なんてことをやっとけば、いい感じに「もうダメ度」を演出できるでしょう)との対比を、しっかりお届けします。

 第五ラウンドは、《殴子》ドミと言うよりも、「嬲る」イメージかな。ダウンさせない程度の軽〜いパンチを、《黒子》のおっぱいと股間へ、とか。これに、しゃぶり、揉み、さすりをミックスさせて、尺を稼いでいきます。

 さらに、パンチでもエロ攻撃でもいいから、「《黒子》ダウン」の状況を作ったところで、《殴子》が《黒子》を放置してカウントを進める → 《黒子》 立ち上がる気配なし → カウントエイトあたりで、《殴子》が、倒れている《黒子》にエロ攻撃を始めてカウント停止、なんてのもいいかも。「立っている側が、ダウンした相手に手を出したらカウントストップ」というルールだと、こんな感じにすれば、立ってる側の都合で試合を続けさせることもできるわけですね(ただし、フィニッシュ間近でいきなりこれをやると不自然に見えるので、事前に何度か、「カウントストップ」の前フリをしておいた方がいい)。

 グラウンドで《黒子》イカされ → 放置されてカウントアウトってのも、アリっちゃぁアリだと思うんだけど、ボクシングもののフィニッシュとしては、ちょっと締まりが悪い感じがしますし、《殴子》が 「殴る子」キャラなので、ここはビシッと、パンチで《黒子》をKOしてもらいますかね。

 適度にグラウンドで《黒子》を弄んでから、《殴子》が《黒子》をムリヤリ立たせる。で、スタンディング状態で《黒子》をきっちりイカせたら、《殴子》が《黒子》の顔面にフィニッシュブローを叩き込んで、《黒子》大の字ダウン → カウントアウト。うーん、ちょっとクドいかな。ま、「スタンディングでイカせ → フィニッシュブロー」ってのは王道(だよなぁやっぱし)なんで、ここから外れなければ、第五ラウンドが始まってから、フィニッシュのお膳立てをするまでの過程は、もちっと薄めてもいいかもです。・・・・ で、試合終了のゴングのあとに、《黒子》を踏みつけながら、《殴子》に勝利のポーズをビシッと決めてもらったら、お約束のお仕置きタイムへ。

 一試合目とは違って、こっちはバリバリテーピングのストラップタイプのグローブを使用してるんですが、んー、責め役側の行為に幅を持たせるためにも、やっぱりグローブは脱がせたいんですよね。但し、《殴子》がテーピングされたグローブを自分で脱ぐシーンを見せるのは、激しくNG。グローブありから、素手の状態(と言ってもバンデージはつけてるんだけどね)へ、スパッと画面を切り替えます。でもって、尺的にも内容的にも、一試合目より濃い目のペニバンレズお仕置きをぶち込んで、ジ・エンドです。


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 「須真杏里×MOKA 白黒対決版」DVD一本分のシナリオは、概ねこんな感じになりますが、もちっと詳しく説明しておきたいとことか、補足したいこととかがナンボかありますんで、そこいらへんのお話を。


 一試合目では《殴子》が、二試合目は《黒子》がヤラレを担当することになりますが、《殴子》と《黒子》で、ヤラレるさまを変えたい。二試合目の《黒子》は、まぁ、普通でいいと言うか、既存の作品に見られるような感じでいいんだけど、一試合目の《殴子》は、「後輩に稽古をつけてやるつもりでいた正統派ボクサー」という設定なんで、その役柄とシチュエーションに合わせて、ヤラレるさまに、ちょっとアクセントをつけたいんですね。

 「正統派ボクサー」の要素として、一つは、「顔をガードする意識を常に持っている」。ただし、試合シーンは、すでに《殴子》ヘロヘロ状態からスタートしますから、「ガードする意識はあるんだけど乱れまくり」でOK。

 もう一つは、「不利な状況で接近戦になったときに、クリンチに逃げようとする」。でもって、これも、ヘロヘロ状態なので、相手を充分に引き寄せられずに、却って《黒子》の乳しゃぶり攻撃とか、股間弄り攻撃に繋がっちゃう、みたいな感じに持って行きたいですねぇ。

 表情や、声の洩らし方にも一工夫。ここのキーは、「後輩に稽古をつけてやるつもりでいた」で、「疲労とエロ刺激とで、もう身体が思うように動かない。でも、自分が窮地に追い込まれているという現実を受け入れられず、完全にパニックに陥っている」みたいな雰囲気を出したいんですよね。

 「苦しい」「悔しい」「泣く」が前面に出る、所謂ヤラレ顔ではなく、真顔に「疲れた」「眠い」が混じったような、ちょっと焦点が合ってない感じの表情がベースかな。喘ぎ声も、イカされの直前までは、必要最小限に押さえる(その分、息遣いを荒くすることで、「感じちゃってる」を表現する)ぐらいの方がいいと思います。

 さらに、この「現実を受け入れられない」「パニックに陥っている」を、お仕置きモードまで引っ張ってみる。《黒子》に軽く頬を叩かれるかして、《殴子》が意識を取り戻すと、《黒子》の股間から突き出た極太ディルドゥが、《殴子》の目の前に。《黒子》に命じられるままに、そのディルドゥを咥え込むんだけど、何が起こったのか、なぜディルドゥを咥えさせられるのかを、この時点では、まだ《殴子》は頭の中を整理できていない。・・・・ こんなノリで、お仕置きモードシーンがスタートするのも、また乙なもんなんじゃないかと。


 もうちょっと、フィニッシュシーン周りの話を。

 イカせ系ファイト作品では、ヤラレ担当が、イカされる直前に、「イくぅ!」 を連呼することがよくありますが、一本目の《殴子》イカされシーンでは、これをやらないでおく。もちろん、息遣いMAXの喘ぎ声洩れまくり状態から、「ひときわ大きなイき声 → 一瞬の全身硬直 → 脱力(プラスできれば腹回りの痙攣)」ってな感じのイカされ演技になるわけですけど、そこに至る過程に、「イくぅ!」 というセリフを挟まない方が、「正統派ボクサー」のヤラレ姿にふさわしいような気がするんですよね。でもって、《黒子》が、「先輩、イっちゃったんですね」みたいにフォローする、と(【Boxing of the Lesbian 2】 の一本目は、こんな流れになってますね)。

  時系列に沿ったシナリオ説明で、一本目は 「大の字失神」、二本目は 「大の字ダウン」という表現をしました。

 一本目の場合は、「パニック状態のままお仕置きモードへ突入」させるためにも、最後のダウンから、お仕置きモードが始まるまでの間、《殴子》が気を失っている、という設定にしておくと都合がいい。だから、はっきりと「失神」という言葉を入れたんですね。

 逆に、二試合目は、《黒子》の意識がある状態で、試合が終わった方がいい。その方が、魅力的な画が撮れると思ったんで、こっちは「失神」という言葉は使いませんでした。

 イカされ直後にフィニッシュブローを食らって、派手にぶっ倒れる。ダウンカウントが進む中で、わずかに起き上がる素振りを見せるんだけど、再び、大の字にキャンバスに寝転がった状態でカウントアウト。こんな感じにすると、「心が折れちゃった感」が出て、結構いい感じに仕上がるような気がします。

 でもって、試合終了のゴングの後、上体を捻って顔を隠そうとする《黒子》を、足で操って仰向けにし、《黒子》の顔を踏みつけて、《殴子》が勝利のポーズを決める、と。・・・・ うーん、踏みつけるのは、顔よりも、おっぱいの方がいいかも知んない。


 このあと、つまり、二試合目の勝負がついたあとの演出関連で、まだちょっと迷ってることが、いくつかあったりする。

 お仕置きシーンは、《殴子》はグローブを脱いだ状態で、って構想なんで、完全にお仕置きシーンがスタートしてから、《殴子》が《黒子》のトランクスを剥ぎ取る、というのが自然な流れですが、試合シーンの延長上、つまり、まだ《殴子》がグローブをつけている段階で、「敗者から剥ぎ取られたトランクスを掲げて、勝利のポーズを決める《殴子》」っちゅーパターンも、いいんじゃないかとも思うんですよね。以前、そんな感じのポザ絵をブログに投下したように、自分は、この構図が結構好きなんですよ。

 とは言うものの、「敗者から剥ぎ取られたトランクスを掲げて云々」をやる場合、「誰が《黒子》のトランクスを剥ぐのか」という問題が生じるわけで、《殴子》がグローブをつけたまま《黒子》のトランクスを剥ぐのは、ちょっとマヌケに見えちゃうような気がするし、かと言って、もともと、レフェリーなし前提なんだから、ここだけレフェリー、若しくは、それに準ずる第三者の手が出てくる、ってのもヘン。・・・・ んー、やっぱり、「敗者から剥ぎ取られたトランクスを掲げて云々」はボツかな。

 あと、《黒子》の「トランクスの下に穿くもの」をどうするか。既存の作品でいくと、このシナリオ案に近い形で、敗者のコス剥ぎシーンがある【Boxing of the Lesbian 3】では、ヤラレ役の国見奈々ちゃんが、スポーツ用っぽいパンティを穿いてる。【エロティックレズボクシング 1】の紺野公佳嬢は、トランクス(じゃねぇかアレは)の下はナンもなしですね。

 トランクスを脱いだら下がすぐスッパ、ってのは、どうもアスリートの身だしなみっぽくなくて、何となく違和感がある。でも、トランクスの下に何らかの下着をつけると、全裸に剥くためにもうひと手間かかっちゃうことが、今一オシャレじゃない気がする。・・・・ うーん、どうすっかなー。ここは、見た目のカッコよさを優先して、《黒子》には、トランクスの下に、一試合目で使った、黒のTバックを穿いといてもらうことにしましょうかね。


 ・・・・ と、《黒子》のコスが確定したところで、二試合目のお仕置きモードの段取りを。せっかく超お気に入りAV女優さんをモデルにしたシナリオなんで、尺的に無理が生じるのを承知の上で、手持ちのネタを全面的にぶち込んでみます。

 《殴子》は、試合シーンからグローブを脱いだだけ(小道具のバンデージはしてる状態ね)のナリでスタート。適度に言葉いじめをしたあと、《殴子》が、キャンバスに仰向けに倒れている《黒子》のトランクスを脱がし、濃厚なレズ責め(乳首弄りや乳しゃぶり、パンティの上からアソコを弄るなど)で《黒子》をねぶります。もちろん、試合中にもレズ攻撃はあるわけですが、試合中と、試合が決着して勝者と敗者の立場がはっきりと分かれた段階とでは、また違った味わいがあると思うんで(指が使える、使えないの差もあるし)、ここはそれなりの尺を割いて、ねっとりまったりとお届けしたい。

 さらに、《黒子》のTバックを剥ぎ取って、しばらくの間、レズ責め継続。で、できればここで、《黒子》の潮吹きシーンを入れたいんだよなぁ。指で直接アソコの奥を刺激するでもいいし、思い切って、電マなりの道具を持ち出してもいい。潮吹きってのは、画的にも派手ですし、次のステップに移るための区切りにもなります。

 レズ責めタイムが一段落したら、《殴子》がトランクスの上からペニバンを装着し、あとはお約束の、強制フェラ → アソコに挿入して抉りまくりコースへ。最後に、《黒子》の口に黒のTバックをねじ込んでからリングを降りていく《殴子》と、リング上に放置された《黒子》の姿(これは締めの画なので、アングルも工夫して、それなりの尺を充てる)を収めて、全編終了です。


 おまけ説明の最後に、作品をより一層エロく見せるためにも、モデルさんの特徴をしっかり把握しておきましょう的な話を少々。えーと、ここはご本人限定の話になりますんで、《殴子》《黒子》ではなく、直接、お名前で呼ばせていただきます。

 MOKAちゃんのおっぱいは良いおっぱいなんだけど、気持ち内乳(「うちちち」って読んでね)が足りない感じで、乳丸出しのまま両腕を開いたりすると、おっぱいの隙間が広く空いてしまって、正面から見たときに、「うーん」な印象になっちゃうことがある。なので、ちょっと対策を講じたい。・・・・ と言っても、少なくとも試合中は、できるだけ、ボクサーの構えをキープする、ってことなんですけどね。

 ボクサーの構えを取ると、両ひじが体側に沿って、少しだけ身体の前方に出ますね。すると、必然的に、おっぱいが上腕で挟み込まれた形になって、内側に寄る。これだけでOK。

 既存のエロ系ボクシング作品では、ヤラレ状況にある側が、特にロープやコーナーを背負ったときに、腕を広げてしまうケースが多々ありますが、確かにおっぱいの眺めは良くなるけど、ボクサーの動き的には、かなり不自然です。それを避けて、ロープやコーナーを背負っても、両ひじを体側から離さないようにすることで(前腕の方向や手の向きで、ガードの乱れは表現できます)、ボクシングファイトとしての不自然が解消され、さらにMOKAちゃんのエロおっぱいを美しく見せることができる。まさに一石二鳥、いいことずくめなんじゃないでしょうか。

 まぁ、エロレズボクシングですから、パンチを打つときや、ダウンシーンなど、上腕で乳を寄せることができない場面は、どうしたって出てきますから、その際には、正面からではなく、横方向に角度をつけたアングルからカメラを向ける、なんて配慮も必要でしょうね。因みに、自分が今までに見た、大手AVメーカーのMOKAちゃん出演作品では、例えば、床に寝転がるときに、上体を少しだけ捻り、上になった側の腕でおっぱいを寄せるポーズにするなどして、その辺に配慮しながら撮影を行っているフシが、多分に見受けられます。

 でもって、須真ちゃんの方はというと、小さめの乳輪に、ぷっくりと突き出た乳首がチャームポイント(ブログの2010年4月21日の記事に、「乳首たちすぎてニップレスつきませんが!」なんて記述もある)。なので、これを最大限に活かしたいですね。

 ヤラレ担当の一試合目は、《黒子》がマウスピースを捨てて、舐めしゃぶり全開モードになったあたりで、集中的に、須真ちゃんの乳首を攻めてもらう。《黒子》のヨダレがねっとりと絡んで、いい感じに濡れそぼった、須真ちゃんのぶっ勃ち乳首。んー、こりゃタマラン。

 勝ち担当の二試合目も、序盤に、《黒子》に乳首をしゃぶられて、思わず顔を顰めるシーンとか入れたいなぁ。「先輩、もうこんなに乳首勃っちゃって。感じてるんですね。」ってな 《黒子》 のセリフとワンセットにすれば、「《殴子》の正統派ボクシングにエロ攻めで対抗する《黒子》」 みたいな構図になって、うまくキャラを立たせることができるんじゃないかと思います。


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 では、すでにかなり暴走しちゃった気がしないでもないですが、ここまでのシナリオを 「黒黒対決」に改造を。ちうても、上の方で書いたように、キャラ設定とそれに付随する試合の背景を弄くるだけで、全体構成や個々の試合の流れは、まんま使い回しです。

 黒ギャルちゃん同士の対決だと、例えば、GARCONさんの作品によく見られる、ギャルサー抗争パターンみたいなのが、スッと頭に浮かぶ。なので、ちょっとこの路線に乗っかってみましょう。あ、メンドクサイんで、《殴子》《黒子》はそのまま使いますね。

 とあるギャルサークルのヘッドで、打撃系格闘技経験者の《殴子》は、その「戦闘力」を武器にして、ヘッドの座に君臨し、サークルを支配しているが、そのサークル内で「レズファイト無敵」の《黒子》をリーダーと崇めるグループが徐々に勢力を増しつつあるのを、《殴子》は、日頃から面白くなく思っている。

 あるとき《殴子》は、《黒子》が、「レズ攻撃ありなら、たとえボクシングであっても《殴子》には負けない」 と、そこかしこで口にしているという話を耳にする。ボクシングに絶対の自信を持つ《殴子》は、サークル内の上下関係を徹底するためにも、《黒子》 発言を聞き捨てならぬと感じ、《黒子》をリングに呼び出して、レズボクシングの試合をする。

 増長グループリーダー格の鼻をへし折るつもりでリングに上がった《殴子》だったが、《黒子》のレズ攻撃の前に、まったく実力を発揮できず、失神KO負け。リングの上で全裸に剥かれ、ペニバン責めを食らうという醜態を晒してしまう。そして、「《殴子》が《黒子》に完敗」 の報は、あっと言う間にサークル内に広がり、ヘッドとしての求心力を失った《殴子》は、多くのメンバーに見捨てられ、サークルから追放されてしまう。

 その後、《殴子》は、《黒子》との試合で、「レズファイトの決まりだから」 と自分の身体に塗られたローションに、《黒子》が裏から手を回して、強力な催淫剤を含ませていたことを知る。これに怒った《殴子》は、先の試合の雪辱を果たすべく《黒子》に挑戦状を叩き付け、再びレズボクシングマッチのリングに上がる。・・・・

 んー、こんな感じかなぁ。このストーリーだったら、催淫剤の件はなくてもいいかも知れないけど、「《黒子》を腹黒キャラに見せる」とか、「一試合目と二試合目で、強者弱者を入れ替える根拠にする」という意味では、まぁアリでもいいのかな、と。

 サークルの内部抗争じゃなくて、単に、サークルとサークルのヘッド同士の闘い、でもイケるかも。新興サークルの《黒子》が、名のあるサークルの《殴子》 を罠(まぁ、催淫剤云々のことですよ)に陥れ、《殴子》のサークルを乗っ取る。でもって、一匹狼化した《殴子》が、《黒子》に怒りの鉄槌を下すベく、再び《黒子》との闘いに挑む、みたいな感じで。


 ・・・・ と、GARCONさんの作品にヒントを得た、ギャルサー抗争パターンを二つほど挙げましたが、「白黒対決版」のストーリー(ちうか舞台背景だな)に比べると、どうもしっくり来ない。

 自分の中では、一試合目と二試合目との間で、落差(違う環境で闘うこと)を作りたい、ってのがかなり強くあって、「白黒対決版」では「スパー」と「試合」、あるいは、「スポコスではない感じのボトム」と「ばっちりトランクス着用」 に分けることまで含めて、その落差をうまく盛り込めてたんだけど、「黒黒版」のギャルサー抗争パターンは、舞台背景の中に、その落差が描けていないように思えるんですよね。

 加えて、BATTLE-NETスタジオのリングだと、ギャルサー抗争パターンの、特に一試合目を見せるには、環境が健全すぎる気がして(ひと頃、GALLOPさんが使ってたような、アングラな臭いのするリング環境が欲しい)、これも、「しっくり来ない」の一因です。

 これではイカンということで、別の手をあれこれと考えてみたけど、どーしても「コレだっ!!」ってストーリーが思い浮かばない。・・・・ だもんで、これ以上ジタバタするのは諦めて、「須真ちゃんが黒ギャルちゃんになってもなお、「白黒対決版」のシナリオのまんま一本仕上げるのが一番いい」って結論にしちゃおうかと思います。だははは。


――― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―――


 ・・・・ とまぁ、そんなんで、大上段に振りかぶった割には、ショボい幕引きになっちゃった感がなきにしもあらずですが、「須真杏里×MOKA」のエロレズボクシングDVD向けシナリオプレゼンは、これにて終了です。で、小文集としては、そこそこ大物のネタでしたし、最後に、締めの文章みたいなもんを少々。

 今回扱った「殴子×黒子」は、ほぼ本人限定、前回の「殴子×淫子」にしても、多分に須真杏里嬢を《殴子》役に見立てて、シナリオ展開をしてきました。

 もちろん、彼女に限らず、相応のキャスティングでこんなシナリオ仕立てのエロレズボクシングDVDが世に出てくれれば、それはそれでとても嬉しいんですけど、今までに、ブログに何度となく書いてきたように、やっぱり、自分としては、「須真ちゃんでこんな作品を撮って欲しい」という想いが、ものすごく強い。

 ルックスもボディも上々、アクションは折り紙つき、そして何より、彼女には、「リアルボクシングに何度となく接してきた」という体験がある。エロレズ風味のボクシング作品の場合、ボクシングファイトにそのものに関してはダメダメになりがちですが(国見奈々嬢のセンスと、桃井アンナちゃんの頑張りが光った 【Boxing of the Lesbian 3】が唯一の例外かな)、彼女を起用すれば、この部分も克服できるハズだし、レズ攻め、レズヤラレの演技や見栄えに関しても、絶対に上質のものに仕上がるハズです。

 つか、(脱ぎエロの有無を問わず)これだけキャットメーカーが制作したボクシング系作品が出回っているのに、なぜ彼女を起用した作品が出て来ないのか。不思議でなりません。このところ、彼女は、クラQさんの撮影によく呼ばれてるみたいですが、彼女の出演作品が出るたびに、「クラQさんで呼べるなら、バトルさんでもSSSさんでも呼べるっしょ?」と思います。

 で、須真ちゃんをエロレズ風味のボクシング作品に起用するのであれば、やっぱり、相方として、MOKAちゃんを引っ張って欲しいんだよなぁ。

 もちろん、これは、個人的な願望も込みではあるんですが、あの、黒ボディにダイナマイトおっぱいは、トップレスボクサー姿になったときに、すごくサマになると思うし、今回、自分がプレゼンしたシナリオの《黒子》みたいな感じにしてあげれば、しっかりキャラも立つ。【第2回 キャットファイトチャンピオンカーニバル】の罰ゲームシーンとかを見てると、ヤラレ顔やヤラレ声もかなりいい感じですから、「ヤラレとしての資質的にどうなの」って心配もない。

 でも、彼女を須真ちゃんの相方に推す一番の理由は、「須真ちゃんと気心が知れた関係にあること」(どうやら同じ事務所らしい) 。ボクシングファイトに於いて、MOKAちゃんがどんだけ動けるかは未知数だけど、多少難があったにしても、そこいらは、須真ちゃんにリードしてもらえばいいわけですし、例えば、「ガードの上からパンチを当てる」なんてことも、気心の知れた仲であれば、それまであまり面識のなかったモデルさん同士よりも、一段突っ込んだところまで行ける気がする。キャット系作品を撮影する上で、演者さんの間に、交友関係や信頼関係があるというのは、特に、二人のうちの少なくとも一方が「ファイトの動きがわかってる」場合、すごく大きなメリットだと思うんですよ。


 そんなことで、エロレズボクシング馬鹿の眉月としては、「須真杏里×MOKA」の組み合わせを、強力にプッシュする次第です。一般的なキャット作品に登場するレベルのモデルさんよりも、ちーとばかし値が張るキャスティングになるかも知れませんが、モデルさん四人使いの撮影もちらほらと見られるようになったこのご時世ですから、そんくらい何とかなるっしょ。

 キャットメーカー関係者の皆様、どうぞよろしく。
 


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