All about Erotic Fight #17 --- 2010.04.30

エロ系ボクシング作品アイデアいろいろ



 SSSさんの【鬼イカせ女子ボクシング K.O.1】が、いろんな意味で問題アリだったことを受けて、「須真杏里×凛音涼子だったら、間違いなく爆弾級のモノが撮れる。これでどうだぁ!」なんてことをブログに書きましたが、そのときに、自分の中の、何か大きいスイッチが入っちゃったみたいで、その後暫くの間、ブログ上に、煩悩満開な文章を撒き散らしつつ、その一方で、当たり前のように、「須真×凛音のエロエロなボクシング」で妄想しまくってました。

 凛音涼子嬢は、エロボディにエロおっぱいであることに加えて、ちょっとキツ目のお顔立ちなので、「レズテクに自信アリの肉食系おねぃさん」なんてキャラ設定が、とても似合う。これに対して、須真杏里嬢に、「ボクシングファイターの強者」というキャラを背負わせると、結構オイシイ構図が出来上がるんですよね。

 んでまぁ、自分の場合、こういうオイシイ構図が出来上がると、どうしても、「このキャラ設定で、DVD一本仕上げるならどうするか」という方向に走りがちなわけで、この過程で頭に浮かんだ、ナンボかのアイデアを、そのうちに、ここ(小文集)でご披露してみっかな、と思ってました。

 ただ、ブログ上でも似たような表現をしたように、この時点では、あくまでも、「そのうちに」であって、特に急いで文章にする必要を感じるでもなく、くぅちゃんのお話を終えたあとに予定している、「エロ系ボクシングDVDに関する考察」あたりに突っ込んじゃってもいいかな、なんて考えてたんですね。

 ところが、そこいらの経緯とはまったく別口で、GARCONさんの【巨乳ギャル レズレスリング!! 3】の商品情報から、MOKA嬢のことを知り、彼女に興味を持っていろいろ調べていくうちに、「須真杏里×MOKA」の組み合わせは、現実問題として全然アリ、つまり、SSSさんなりのキャットメーカーさんが、その気になれば、この組み合わせで充分キャスティングできそうだということがわかり、自分の中の「文章化優先度(緊急度、と表現した方が正しいかも知れない)」が一気に上昇しました(なぜ、ピンポイントで「須真杏里×MOKA」という組み合わせなのかは、この記事に記述があります)。

 どっかのメーカーさんが、「須真杏里×MOKA」 でエロ系キャット作品を撮ってくれるなら、でもって、それが全編トップレスの、エロエロでレズレズなボクシングだったら、それはものすごく嬉しいんだけど、モデルさんが絶品な分、「ありきたりな企画ありきたりなシナリオありきたりなコスありきたりなリング環境だったんだけど演者さんが上物だったんでそこそこエロいもんができましたデヘヘヘヘ」程度のものであっては欲しくない。やっぱり、モデルさんの絶品度に見合うだけの、制作サイドの気合い乗りが窺える作品に仕上げてもらいたいんですね。

 であれば、撮影が行われる前の段階でメーカーさんの目に留まるように、早いとこ、手持ちのアイデアを公開するという形で、自分なりのヒント券をバラ撒いておきたい。・・・・ そういう思いが、ドドドドーッと込み上げてきたわけです。

 ですから、ちゃっちゃっと文章にしてちゃっちゃっと公開したいのは、あくまでも「須真杏里×MOKA」なんですが、「須真杏里×凛音涼子」の時点で考えてたことを溜め込んどくのも、ちょっとアレですし、そこいらを先にやっつけておくことで、「須真杏里×MOKA」の話に、うまく繋がっていく気がする ・・・・。

 ・・・・ と、そんな前フリで、四月の始めぐらいからこの文章を書き始め、最終的に、「白黒対決」的なテイストの「須真杏里×MOKA・眉月一押しシナリオ」で締めくくるつもりだったんですが、その最中に、「須真杏里嬢が黒ギャル化する」という大事件が起きてしまい、路線変更を余儀なくされてしまいました。ぁいたたた。

 そういう事情なので、「須真杏里×MOKA」は、「黒ギャルdeエロレズボクシング」みたいなくくりの別口扱いで、後日やっつけることにして、今回は、「(黒ギャル化する前の)須真杏里×凛音涼子」をベースに、「ボクシングファイトの強者 vs レズテクに自信アリの肉食系エロおねぃさん」というキャラ設定がハマるモデルさんをキャスティングできたとき、どういう構成にすれば、見栄えのするエロレズボクシング作品に仕上がるか、プラス、エロ系ボクシングをよりエロく見せるために、ここを重視してもらいたい、ってな感じのポイントを幾つか取り上げ、それについて語っていく、という形でお届けしようと思います。


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 まず、「ボクシングファイトの強者 vs レズテクに自信アリの肉食系エロおねぃさん」編から。ぶっちゃけ、須真杏里嬢の黒ギャル化を知る前に書いたものに、応急手当を施しただけなので、多少、「これは今の須真ちゃんには当てはまんないべ」と感じられる箇所が残ってるかも知れませんが、そこらへんはあまり気にせずに、ガンガン読み進んでくださいまし。


 既存の作品の中では、【Boxing of the Lesbian 3】なんかは、全体構成がとてもよく整ってるんじゃないかと思います。三本勝負にすることで、少なくとも一回ずつは、出演されるモデルさん双方の、イカされシーン、KO負けシーンを拝めるし、ラストに、ディルドでぼっこりの罰ゲームモードも盛り込まれていて、なんちゅうかこう、「お客様サイドが期待しているものを、全て網羅させていただきました」的な感じがするんですよね(加えて、この作品では、優勢劣勢の切り替えが自然にできているし、演者さんの一生懸命さが伝わってくるので、結果として、非常に見ごたえのあるものに仕上がっている)。

 ですから、この作品をベースに、持ちキャラ(ボクシングファイトの強者/レズテクに自信アリの肉食系エロおねぃさん)に応じて、試合中のエロ行為度合いを多少偏らせる程度に味付けすれば、それなりに完成度の高い作品が出来上がるハズなんですが、それでプレゼンを終えちゃっては、あまりにも芸がない、と言うか、自分なりのヒント券をバラ撒いたことにならないので、ここは、もちっと違った手法を探っていくことにしたいと思います。えーと、メンドっちいんで、以降、一部、ボクシングファイトの強者役を 「殴子」、レズテクに自信アリの肉食系エロおねぃさん役を 「淫子」 と呼ばせていただきます(ひでぇネーミングだなぁ)。


 例えば、【バトルオリジナル プロレズリング 4】 みたいに、「過去の対戦のフィニッシュシーンを何試合分か見せてから(この作品では、それぞれ5分ほどの尺で、星永あゆみ嬢のギブアップシーンが、五試合分収められています)、メインとなる分の一試合をじっくりお届けする」、なんてパターンを使ってみるのはどうでしょう?

 さらに、メイン一試合の前の「ダイジェスト版」を、ちょっと強引にアレンジ。この「ダイジェスト版」で、「殴子勝ち」と「淫子勝ち」を、それぞれ二試合ずつぐらい用意するんですが、「殴子勝ち」の分は、レズ要素のない、純粋なボクシングファイト、「淫子勝ち」は、ボクシングではなく、レスリングスタイルのイカせバトルにしちゃうんですね。

 当然のことながら、「ダイジェスト版」は、勝ち役攻めシーンでスタートして、攻めと受けを入れ替えることなく、テンカウントKOなり、イカされなりのフィニッシュまで、一本道の展開で行く。尺は、【プロレズリング 4】と同じで、一試合分当たり、5分程度でいいかな。・・・・ と、そんな感じで、「殴子勝ち」と「淫子勝ち」を交互に見せることで、《殴子》と《淫子》のキャラをビシッと立てておいて、メインのエロレズボクシング試合開始、と。

 メインの試合の勝敗は、これがもし 「須真杏里×凛音涼子」 で撮影するなら、《淫子》役の凛音嬢にヤラレに回ってもらった方が、いい画が出来上がると思う。《淫子》役が、ブログにちょっとだけ名前を載せた早崎れおん嬢だったら、んー、ビミョーなとこかなぁ。まぁ、そこらへんは、出演者二人のうち、どちらが 「レズボクシングの試合に負けて、ディルドでぼっこりの罰ゲームを受ける図」映えするかで決めればいいんじゃないでしょうか。・・・・ あ、自分は、エロレズボクシングに、ディルドでぼっこりの罰ゲームは、デフォでついてくるもんだと思ってますんで。

 ただ、このアイデアには、ちょっと難があって、もしメインの試合で《殴子》が勝ち役だと、全編を通して、《殴子》のKO負けシーンを盛り込めなくなり、逆に、《淫子》を勝ち役にすると、《淫子》がイカされるシーンがゼロになっちゃうんですよね。これは美しくない。

 それに加えて、今のキャットファイトメーカーさんの撮影スケジュール事情では、レズ風味でないボクシングだの、レスリングスタイルのイカせファイトだのまで手を広げるんであれば、「そんなに手間ヒマかけるなら、全部別作品にして、三タイトル出せばいいぢゃん。それでも買う奴ぁ全部買うでしょ」 ってことになっちゃう気がする。そうなると、うーん、・・・・ この企画案はボツかなぁ、やっぱし。ま、このページの主旨はヒント券をバラ撒くことだから、撒けるモンは撒いておく、ってことでいいっしょ。


 「直球ボクシング&イカせレスリングダイジェスト版+レズエロボクシング一試合」は、実現させるのがムリっぽいので、もちっと現実路線を見据えて再チャレンジ。

 一つ、押さえどころとして、エロレズボクシングマッチをDVD商品にするなら、ディルドでぼっこりの罰ゲームまで行きたい。で、「殴子×淫子」構想の出発点は「須真杏里×凛音涼子」なんだけど、このクラスのモデルさんだったら、ファン心理として、「殴子KO負け」と「淫子KO負け」、どっちも罰ゲームモード込みで見たいんですよね。…… んー、そうなると、やっぱり、二試合収録にして、「殴子負け」と「淫子負け」を一試合分ずつぶち込む、というパターンでしょうか。

 とりあえず、「須真杏里×凛音涼子」 をイメージしつつ、舞台背景っぽい描写込みでシナリオを書いてみる。上にちょこっと書いたように、このキャスティングなら凛音嬢、つまり、《淫子》を最終的なヤラレにもって行きたいんで、こんな感じになりますかね。

 トップレスボクシング界にデビュー以来、連勝街道をひた走る《殴子》は、技巧派レズファイターの 《淫子》を相手に、初のレズボクシングマッチに臨む。しかし、《淫子》のレズテクニックに翻弄され、あえなく轟沈。リングの上でトランクスを剥ぎ取られ、ペニバンレイプの洗礼を受ける。その後、レズ特訓を重ねた《殴子》は、《淫子》に再挑戦する。その結果、《淫子》を撃破した《殴子》は、前の試合で味わった屈辱の儀式を、そっくりそのまま《淫子》にお返しし、見事にリベンジを果たす。・・・・

 試合ごとの展開は、別に説明の必要はないと思うけど、細かい部分にこだわるなら、《殴子》の方は、一試合目と二試合目で、コスを替えたいかな。一試合目用は、ちょっとやぼったい、あるいは、初々しさがイメージできる感じのトランクスにしといて、二試合目は、かなりエロめのボトムとかにすれば、「リベンジマッチへの気合い」みたいなもんが演出できるんじゃないでしょうか。あ、グローブは赤黒で。

 じゃ、逆に、二試合目を 「淫子勝ち」にしたい場合は、・・・・ んー、あまりうまいシナリオが浮かばないので、こっちはバックレ。《淫子》役モデルさんの肉食度が強烈で、《淫子》を勝ち役にもって行くなら、二試合収録よりも、三本勝負にして、以前、ブログに書いた、佐伯奈々×立花里子 のパターンなんか、いいかも知んないですね。


 話を二本収録パターンに戻して、ちょっと尺の配分を検討してみましょう。既存作品を例にとると、【Boxing of the Lesbian 3】の場合、敗者のお仕置きモードに充てられている時間は、概ね10分。これを基本と考え、作品一本分の収録時間を60分とすると、試合時間20分プラスお仕置きモード10分の30分が二セット、って感じになりそう。

 うーん、・・・・ 試合そのものに、もう少し時間を割きたいですかね。例えば、【Boxing of the Lesbian 2】なんかは、三本勝負の一本当たりが、だいたい20分くらいなんですけど、この長さだと、一試合、しかも濃密なエロレズボクシングマッチを見せるには、ちょっと足りないかなー、って気がする。まぁ、別に、収録時間が60分を超えちゃいけない、ってルールがあるわけじゃないんですけど。

 あくまでも60分収録にこだわるなら、「ダイジェスト版+メイン一試合」の考えを復活させてみるのもいいかも。

 舞台背景は、上に書いた、「トップレスボクシング界にデビュー以来・・・・」と一緒で、一試合目を、試合開始から見せるんじゃなく、すでに《殴子》ヘロヘロ状態からスタート。でもって、大余裕で攻め続ける《淫子》にいいように弄ばれ、イカされKO負け。これに、お仕置きモードをくっつけて、トータル15〜20分程度に収める。そうしておけば、最後の「殴子勝ち」お仕置きモードを多少長めに設定しても、30分ぐらいの尺を、二試合目の(と言うか、メインの試合の、ですね)試合時間に充てることができます。

 この、「ダイジェスト版+メイン一試合」は、多少、全体のバランスが悪くなる感じもしますが、二試合収録に比べて、ボクシング系ファイトとしては、割とうまく見せるのが難しい、「試合開始から片方がヘロヘロになるまで」を、一試合分端折ることができる、ってメリットもある。ですから、作品の全体構想を描く段階で、選択肢の一つに加える価値アリかと。

 …… とまぁ、そんなことで、エロレズボクシング企画「殴子×淫子」編は、二人の演者さん両方のヤラレシーンをしっかり提供する、という部分を重く見て、「二試合収録、ただし、一試合目は試合前半の省略可」を推奨、ってことにしたいと思います。


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 では、ここから後半戦。エロ系ボクシング作品を、よりエロく仕上げるための勘所(また古臭い表現だなぁ)、とまでは言わないけど、「ここを一工夫すれば、さらに美味しくいただけます」的なネタをナンボか拾い上げ、それらについて語っていくことにしましょう。


 まず、暗環境の確保。これはねぇ、ボクシングをエロく見せる上で、結構重要なポイントだと思うんですよ。

 現在、バトルさん、SSSさんをはじめとするキャット専門メーカーさんや、一部の大手系列AVメーカーさんまで含めて、多くのキャット系作品の撮影がBATTLE-NETスタジオで行われていますが、このスタジオは、エロ系ボクシングとの相性があまりよろしくない。リングが広すぎることもそうなんですけど、暗環境の確保が難しいのが、大きなネックです。

 BATTLE-NETスタジオは、だいたいこんな構造(以下、この図の上を「北」として進めていきます)になってるんですが、この、リングのすぐ近くまで迫っている西北二面の白い壁が、すごく痛い。リングの外から撮影する場合、比較的スペースに余裕のある、東側からカメラを向けることが多いようで、そうすると、必然的に、(西側の)白い壁が背景面になる映像が多くなります。さらに、キャットメーカーの中でも、一番、このページの企画を実現させてくれそうなSSSさんの場合、リングのキャンバスが白ですから(このキャンバスを初めて見たときに、「SSSさん、やっちまったな」と思った)、ナンも策を講じないと、んもう背景真っ白け、バリバリの健全環境になっちゃいます。

 全体の照明を落とし、リングだけにライトを当てて、白い壁を 「薄暗く見せる」 ことはできますし、実際にそういう手法で撮影された作品も多い。また、最近のSSS作品では、東側と南側に暗幕を張り、カメラをリングの中に入れて、暗幕を背景面にした画を、サンプル動画やジャケットの目立つ位置用の写真に持ってきたり、なんてこともしてますね。【レズビアンタッグマッチプロレス 1】のジャケット前面写真がそうですし(キャンバスのロゴの向きで、それとわかる)、最近の例では、四月最終週発売の二本、【エロティックレズボクシング 1】、【タッグマッチ女子プロレス 1】は、ジャケット写真だけでなく、サンプル動画も、全面的にこのアングルで撮影された映像を使ってます。【エロティックレズボクシング】のサンプル動画には、東側暗幕のリング側にある柱に黒いカバーをした、なんてのがちらっと映っていて(ついこないだまでは、白い柱だった)、あー、SSSさん、苦労してるなぁ、なんて思ったり。

 ただ、これらの手法だけだと、なかなか 「理想的な暗環境」 まではいかない気がするんですよね。特に、(現状の)暗幕背景手法だと、撮影アングルがかなり限定されてしまうことになり、これはあまり宜しくない。例えば、ボクシング系作品であれば、ラウンド間のインターバルの映像を撮影しようとしたときに、暗幕をバックにするためには、赤コーナーを背にしたモデルさんを左側から、青コーナーのモデルさんを右側から撮らざるを得なくなる、なんてことになっちゃいます。

 であれば、ここはやはり、スタジオ自体に、「西北二面の白い壁を、暗幕で覆えるようにする」 機能を持たせるのが正しいんじゃないかと思うんですね。そうすることで、全体照明を落として、アングラっぽい雰囲気にするだけでなく、四面を暗幕で覆った上で全体照明の照度を上げて、リアルなプロレスやボクシングの試合に近いイメージの演出も可能になります。

 多少銭と手間がかかるかも知れないけど、今後、このスタジオで何十、何百とキャット系作品の撮影が行われることを考えれば、無駄な出費にはならないハズ。緑色の天井(コイツも健全色なんだこれがまた)も何とかしろまでは言いませんので、リングを囲む全面を暗幕で覆い、どの方向から撮影しても暗面を背景にできるスタジオにするべきだと思います。つか、リングを設置しているスタジオであれば、そんくらいは当たり前かと。


 暗環境繋がりで、超小ネタをもう一つ。プロレスにしても、ボクシングにしても、選手には、赤コーナーと青コーナーを宛がうことになりますが、自分には、どうもこの、青というのが、健全色に見えてしょうがない。さらに、【エロティックレズボクシング 1】がそうだったように、エロ系ボクシングには、赤黒のグローブが似合う、なんてこともありますから、ここは思い切って、グローブの色とシンクロさせる意味合いで、青コーナーを黒コーナーに変えちゃう、なんてのはどうでしょう。

 具体的な方法は、シンプルに、黒色のコーナーカバーを用意して、青コーナーのものと取り替えるだけ(上から被せちゃう方が楽かな)。ターンバックル(コーナーポストとロープを繋ぐ金具)も青く塗られてるみたいですけど、あまり目立たないので、青のコーナーポストだけ画面に映らないように撮影すれば、ゴマカシは可能です。

 もっと大掛かりにやるなら、青のコーナーポストを黒く見えるように細工するとか、 映らない前提のニュートラルコーナー用のものと取り替える、なんて手もあるけど、さすがに、そこまでは要求しちゃいけないやね。ああ、黒のコーナーポストになってる、北西のニュートラルコーナーを黒コーナー化させる、なんてやり方(対角線上でなく、隣接するコーナーを選手に宛がう)もあって、Double Trouble、Steel Kitten など、洋物では、このパターンをよく使ってますが、んー、これは日本のお客様に受け入れてもらうには、ちょっと難があるかな。

 ま、どういう手法で黒コーナーを創り出すかは別にして、コーナーまで込みで赤黒対決にする、ってのは、暗環境の試合に、よりマッチすると思います(なので、うちのエロサイトでは、青を避けるために、金/銀、赤/黒を、選手用のコーナーに使ってる)。キャットメーカーの担当者さん、是非、ご一考を。


 「エロ系ボクシング作品を、よりエロく仕上げるために」のネタ二つ目は、コスを充実させること。まぁ、トップレスであることがエロ系ボクシングの大原則ですから、ボトムウェアの話を主に、ってことになりますね。

 これはですね、「××製のこんなトランクスがいい」みたいに、一品一品を良し悪しするだけでなく、モデルさんのキャラや、作品自体にストーリー性があるなら、それに合わせることが、すごく重要だと思うんですよね。

 例えば、このページで取り上げた、「殴子×淫子」 の二試合収録パターンの場合。一試合目は、「初めてのレズボクシングマッチに臨む《殴子》が、《淫子》のレズテクの前に轟沈」なんてシナリオになってますが、この試合の《殴子》に、こないだブログで紹介した、こんなトランクスなんか穿かせたら、んもう気持ち悪いぐらい、ビタッとハマるんじゃないかと。

 対して、肉食系エロおねぃさん役の 《淫子》 の方は、一言で表現するなら、「foxy」な感じを追ってみる、なんてのも、一つの手じゃないかと思いますね。具体的には、色は黒単色、あるいは、ブラック&ゴールドのコンビあたりにするとして、形状としては、Leather & Laceの初期のボクシング作品に使われてた、サイドのスリットが、ベルトラインまで切れ上がっちゃってるようなやつなんてどうでしょう。あるいは、以前、ブログのこの記事に載せた画像みたいな形状のトランクスにしちゃうとか(さすがに、ベルトラインの幅はもちっと狭くした方がいいけど)、もっと思い切って、こんくらいまで露出度を上げてみるとか。

 別に、トランクスにこだわる必要はない、とも思うんですね。例えば、GALLOPさんの【続・腹パンチ対決 02】で使われてた、白・ピンクのスカートや、ゴールド・シルバーのビキニボトム(サイドの紐の結び目は、ちょっといただけませんが)なんかは、充分、「リングに上がって試合をするトップレスボクサーの衣装」として見ることができます。

 大切なのは、ボクシンググローブ+ボトムウェア+シューズという「試合用コス」になったときに「カッコ良く見える」こと。でもって、そういう演出ができるように、本気でモノを探し、本気でコーディネイトしてあげること。こういう部分にこだわることで、「何となくそこいらにあるトランクスを穿いてもらいました」よりも、間違いなく、数段エロい出来栄えの作品に仕上がるハズです。

 ついでに、シューズについても少し触れておきましょうか。これも、「萎え要素を作らない」という意味で大事っちゃあ大事で、SSSさんの作品でよく見かける、「一昔前のスニーカーっぽいんだけど異様に丈が長いやつ」みたいなのは、一気に興醒めです(もちろん、裸足は論外。仮にキックであっても、見栄えを考えると、サポーターのようなものをつけるべきです)。とりあえず、ボクシング用に見える形状であることが大前提で、ここをクリアできれば、あとはグローブなりボトムウェアなりとのマッチングが取れている色であれば、まぁまぁ合格でしょう。


 ネタ集のラストは、グラウンド状態でのエロ行為について。「ボクシングなんだから、んなもんイラネ」って意見の方も多いと思いますが、自分は、バリバリに「見たい派」なので、何とか、今後世に出るエロエロでレズレズなボクシング作品を、「アリ」の方向に持っていくべく、いろいろとアイデア出しをしていこうかと。

 「Medusa【拷問ボクシング 4】について考える」や、「【Boxing of the Lesbian 3】レビュー」 の回に、このトピックに関連した記述がありますが、そちらをご覧になればおわかりいただけるように、自分としては、スローカウントの防止や、不自然な形でグラウンド状態が解消になることを避けるために、「グラウンドでエロ行為が行われている間は、ダウンカウントを進行させない」 を基本に考えたい。・・・・ ってことで、その路線に沿った案を、いくつか列記していきたいと思います。

 まず、【拷問ボクシング 4】のように、「全面的にダウンカウントを取らない」という手法。これなら、グラウンドでのエロ行為はやり放題になりますが、「ボクシングの試合」っぽくなくなっちゃうし、何よりも、何を以ってKOとするのかが不明瞭になっちゃう。

 なので、これに、「ダウンさせた側が、何らかの形でカウントを要求した時点で、ダウンカウントをスタートさせる」を合わせてみたらどうか(このやり方は、昔、自分が書いた小説の中でやっていて、そこでは、「ダウンしただけでは、ダウンカウントはスタートせず、ダウンをさせた側の選手が、指定の位置、いずれかのニュートラルコーナーについてから、カウントが始まる」という記述があります)。何を、「カウントを要求するアクション」に充てるかは別にして、このやり方なら、一応は、最終的に、10カウントアウト → KOという体裁は取れます。

 あるいは、ダウンさせた側がカウントを取っちゃう(初期の頃のDTのボクシングに、こんなのがあった)、なんてやり方もあるけど、・・・・ んー、どっちにしても、ボクシングの試合っぽくないことに変わりはないか。ま、大切なのは、アイデア出しをすることなので、そこらへんはあまり気にせずに、どんどん進めちゃいましょう。

 次に、自前ポザストーリーの、「How to make an Ero-Lez boxing video」で披露したやり方(この画像にルール説明があります)。これは、グラウンドのエロ攻撃でイカされた側が、そのまま立ち上がれずに10カウントアウト → KO負け、という流れになってて、自分では、この「イカされたナリでカウントアウト」ってのが、結構気に入ってるんですが、・・・・ リアルの商品としては、「パンチでカウントアウト」にしないとダメだろうなぁ、やっぱり。

 続いて、【Boxing of the Lesbian 3】のレビューの中で提示した方法。要約すると、「パンチによるダウンは通常通りにカウントし、それ以外、例えば、レズ攻撃でヤラレ側がへたり込んだり、投げや押し倒しなどでどちらかが倒れた場合などは、ダウンと見なさず、カウントを行わない」って感じになりますね(詳しい説明は、元ネタのページをご覧ください)。これなんかは、割とイイ線いってるんじゃないかと。

 まぁ、あれこれと策を弄するよりも、単純に、通常のボクシングルールをベースに置いた上で、「ダウンした相手にエロレズ攻撃を仕掛けてもいい」ことにして、そうなったらカウントを進めない、って形にしとくのが一番いいという気がしないでもない。具体的には、とりあえず、「ダウン」のアナウンスを入れるだけは入れて、そのままグラウンドモードになったら、「ワン、ツー、・・・・」の音声を被せない。んー、「ダウン」、「ワン、ツー、・・・・」 までは普通にやっといて、倒した側がダウンしている相手にエロ行為を始めたら、「ファイト」の音声を入れて、カウントを止める、の方がオシャレかも知れないですね。

 最後にもう一つだけ。「適度にラウンドを区切り、グラウンドのエロ攻撃アリとナシのラウンドに分ける」なんてことも考えました。試合の盛り上がりを考えると、前半の何ラウンドかがナシ、そこまで終わったら、あとはフリーにしちゃう(上項のように、グラウンドになったらカウントを止める)、かな。

 コイツを思いついたときは、「おお、これはエロいルールかも知んない」なんて、結構テンションが上がったりもしたんですが、よくよく考えてみれば、「ハナっからフリーにしといて、始めのうちは、ダウンさせた側がグラウンドに持ち込まなきゃいいだけの話ぢゃん」ってことに気付き、あっさり沈没。まぁ、「可能だけどやらない」のと、「ルール上禁止になってるのでやらない」のでは、それなりに印象が違うとは思うんですけどね。

 ただ、話がちょっと横道に逸れるけど、それなりの時間でラウンドの区切りを入れることには、いろいろメリットがあると思うんですよ。

 一つには、演者さんに、マウスピースを外す機会を定期的に与えること。自分は、「試合は、マウスピースを着用した状態で進行するのが基本」、さらに、「マウスピース着用状態のままカウントアウトでも可」ぐらいまで考えてるんですが、それを、試合時間をしっかり取った一本勝負で実現しようとした場合、マウスピースを吐き出したり、吹き飛ばされたりして、すぐに拾って口に入れ直すとかのシーンを入れたにしても、演者さんは、そのマウスピースを、最低でも15分なり、20分なり、ほぼ咥えっ放しでいなきゃならない。これはねぇ、ちょっと、モデルさんが可哀そうな気がする。なので、最長でも10分ぐらいのところでラウンドの切れ目を入れて、休憩がてら、口の中をリフレッシュしてもらう、と。

 他にも、ラウンドを区切ることのメリットは、いろいろあると思う。例えば、ラウンド終了で、一旦撮影が途切れるので、このタイミングを利用して、濡れやテカリの元をしっかり補充しておくことができるし、次のラウンドをどういう展開にするか、っちゅー打ち合わせもできる。さらに、ラウンド間のインターバル映像(これは、商品のコンテンツとして、一つの「ウリ」にできるシーンであるハズ)を撮ることもできる。いいんじゃないんでしょうかね。

 もう一つ、「グラウンド状態でのエロ攻撃を受けているヤラレに、脱出の機会を与えること」。これは、ここまで話を進めてきた、「グラウンドのエロ行為に、ダウンカウントの制限を設けない」パターンの場合に、特に重要になってきます。

 グラウンドでのエロ攻撃に晒される、つまり、キャンバスに仰向けに寝っ転がって相手に圧し掛かられるなり、コーナーを背にしてへたり込んじゃうなりの体勢で、相手におっぱいしゃぶられるとか、アソコをさすられちゃうとかされるってのは、普通に考えれば、もう、自力ではそこから脱出できない状況に追い込まれてる、ってことなんですね。で、その状況を、試合を進行させたまま終わらせるには、ヤラレが攻め側を振り払う、みたいな動きが必要になってくるわけですが、その時点でのヤラレ側ヘロヘロ度合いが高ければ高いほど、不自然な流れになっちゃう。攻め側がヤラレを自発的に開放するにしても、それもやっぱり、不自然な動きであることに、変わりはないです。

 そういった不自然さを少しでも解消し、攻め側がヤラレを開放せざるを得ない状況を作るためにも、ラウンド制にしておいて、「ゴングに救われる」という逃げ道を用意しておくことは、大きなメリットなんじゃないかと思います(例えば、バトルオリジナル【レズボクシング 6】の第二ラウンドなんかは、それに近い状況で終わってますが、これが結構いい味が出てます)。


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 そんなことで、今回は終了。…… なんだけど、うー、すごく尻切れトンボっぽくて、こう、首筋がムズムズするような感じが残る。

 まぁ、今回は、絶妙なタイミングで 「須真杏里嬢の黒ギャル化」なんて事件が起こっちゃったから、これはこれでしょうがないか。出来栄えは別にして、SSSさんから、ふた月続けて、エロレズボクシング作品の新タイトル出る、なんて状況ですから、今のうちに、自分の意見なり手持ちのアイデアなりを提示しておくのも悪くないですしね。

 ・・・・ と、自分を納得させて、「須真杏里×MOKA」に関する思いの丈を、一刻も早くぶちまけるべく、「黒ギャルdeエロレズボクシング(仮称)」の作成に取り掛かりたいと思います。
 


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