All about Erotic Fight #13 --- 2008.10.27

【女子ボクシングNEO 2】を斬る!



 多少の地雷臭を感じながらも、「トップレスボクシング作品が一本売れた」という実績を作る意味合いも込めつつ、バトルさんの【女子ボクシングNEO 2】を購入しました。

 最初の腹積もりとしては、この作品のレポート&コメントはブログで済ませて、それ以上の論は、以前から、この小文集に書こうと思っていた、「エロ系ボクシングビデオに関する考察」の方に回そうと考えていたんですが、いざモノを見てみたら、まー、言いたいこと(早い話が、ダメ出しポイントですよ)が出てくる出てくる。

 ちょっとブログでやるような文章量でなくなりそうですし、バトルさんが、「NEO」とまで銘打って出してきたシリーズの、トップレスボクシング一発目、ってこともあって、これはサイトのコンテンツとして残しておいた方がいいだろうと思い、小文集で扱うことにしました(ここいらへんの経緯は、ブログの10月2日、および、10月19日付の記事にあります)。

 一応、もともとはブログに書きたかったことなので、口調はいつものレポ&コメ風で、がんがん突っ走りたいと思います。どぞ、よろしく。


 トータルのランニングタイムは約45分。冒頭に30秒ほどのイントロダクション映像が入っていて(SSSさんの作品と同じ感じ。バトルさんのHPで見れるサンプル画像って、まるまるこれと同じなのかしらん)、その後、寺崎悠子嬢、桧山すず嬢、それぞれのトレーニングシーンが10分ぐらいずつ。内容は、ストレッチ、ウエイトトレーニング(ってほどのウエイト量じゃないけど)、サンドバッグ打ちなど。

 試合シーンは、スタートから10分ぐらいのところで、ラウンド終了のゴングが鳴り、インターバル映像が入ります(寺崎嬢の分と桧山嬢の分、合わせて3分半ほど)。で、次のラウンドの10分ほどが経過したところでKOシーンとなります。最後に、勝者が敗者の顔を踏みつける映像なんかが入って終了。

 試合の結果は、当然、寺崎嬢の勝ちで、桧山嬢がヤラレ役です。展開は、ドミと言っていいでしょうね。最初のラウンドに、桧山嬢が3回ダウン、次のラウンドでは、桧山嬢が、KOシーンを含めて9回のダウンです(全編を通じて、寺崎嬢のダウンシーンはありません)。フィニッシュブローは左アッパーで、大の字失神KO、というシナリオになってます。…… と、ここまでが、内容レポートの部分ね。


 ページのタイトルに、「斬る!」なんて言葉がついちゃってるように、自分が、この作品に対して抱いた印象は、非常によろしくないわけです。

 とにかく、穴が多すぎる。メーカーとして、一時期は押しも押されもしない業界トップだったバトルさんとは思えないグダグダさです。…… ってことで、お小言の時間に移ります。うーん、どこからやっつけてやろうかなぁ。ま、まずは、基本からいきましょうかね。


 出演されるモデルさんお二人とも、ボクサーとしての構えができてない。この作品の場合は、構えたときに、グローブの位置が低すぎ、かつ、左右に離れすぎてるんですね。左右に離れることに関しては、乳を見せるためにこうするよう指導してるのかも知れない、つか、指導してるような気がするんですが、それよりも、ちゃんと構えさせることのほうが重要でしょう。試合開始直後の、ジャブの突っつき合いモードの間なんて、ナマ乳は、前腕の間からチラチラ見える程度で充分ですし、ドミモードに入っても、ヤラレ側が顔をガードしようとしないのは、極めて不自然です。

 あと、お互いに手が届く距離まで近づいてるのに、パンチ(ジャブ)を出さない時間が長い。打てば届く距離まで近づいてるのに、ただ見合ってるだけってのは、これも不自然でしょう。こいつは、上の「ちゃんと構える」ともシンクロしていて、ちゃんと構える、少なくとも鼻から下が隠れるぐらいの位置でグローブを構えることで、「相手のグローブに当てることを目的としたジャブ」が打てるし、ドミモードに入っても、ヤラレ側が顔をグローブで覆えば、ヤラレ側を傷つけることなく、「顔を目掛けて、かつ(グローブに)ヒットするパンチ」が打てるんです。バトルさんなら、このくらい指導できて当たり前だと思うんですけど。

 あと、フットワーク。こいつも、この作品のクォリティを台無しにしている要素の一つです。特に、完全ドミられモードに入った状態の、桧山嬢のその場足踏みみたいな動き、一体誰が教えたのか。フットワークに関しては、正直、自分が今までに見たエロ系ボクシングビデオの中で最悪でした。


 次に、これはいつも言ってることですが、ヤラレ役が、 「衰弱していくさま」を表現できていないこと(「衰弱して『いる』さま」ではない)。プラス、手法的にもかなり問題アリ。

 一番いけないのは、完全ドミられモードに入ってからも、特にダウンから復帰した直後に、ヤラレ役が前に出て行っちゃうこと。しかも、顔をガードせずに、「その場足踏みフットワーク」しながらです。これはありえない動きなんですよ。ドミモードに入ったら、攻め側は前に出て、ヤラレ側は後ろに下がる。これが基本です。

 次に、ダウンから立ち上がる際に、序盤からラスト近くにかけて、「しんどさ度」に、あんま変化がない。試合が始まってから、それほど時間が経ってないうちは、あんまりしんどそうにする必要はないんですよ。すぐに立つ、あるいは、キャンバスに腰を下ろしたままで、カウントエイトあたりでちゃっと構えればいい。そうすることで、終盤に入ってからのしんどさが際立ちます。

 因みに、KOシーン以外のダウンが、すべて、「横を向いて膝を折る」というパターンでした。ナンボなんでも、もちっとバリエーション増やせるでしょう。

 で、更にいけないのが、ダウンして、四つん這いになった状態で、わざわざロープまで這っていっちゃうこと。多分、モデルさんが、「近くのロープに手をかけて、辛そうに立ち上がること」って指導されてて、それを忠実に行っているせいだと思いますが、ロープのすぐそばだったらまだしも、毎回、周りを見回してから、四つん這いのまま三歩も四歩も移動しちゃうのは、ナンボなんでも不自然ですよ。

 こいつは、上に書いた「ヤラレ側は後ろに下がる」とも絡んでいて、下がらずに前に出ていくからロープから離れる → その場所で再びダウン → 近くにロープがないのでそこまで這っていく、という、訳のわからないスパイラルに陥ってるんですね。

 ダウンの際に、口からこぼれたマウスピースを自分で拾って嵌め直すシーンが二度ほどありましたが、これも、ダウンしてから、努力して吐き出した、ってのが見えちゃってるんで、いかにも不自然に見える。でもって、口に嵌め直す「作業」をしているときだけ、表情なり身体の動きなりから、しんどさが飛んじゃってるもんですから、更に不自然度アップ。

 KOシーンは、「(薄目を開けて)白目を剥いて失神」 風ですが、ここでも、大の字ダウンしてから、白目剥き演技開始の前に、マウスピースを口からこぼれさせることをしています。でも、ちょっとムリしてマウスピースを口から吐き出してる間だけ、顔が辛そうな表情になってて、そこから失神モードに移行してるので、ここでも不自然さを感じます。

 ここいら一連のことに関しては、制作サイドが、ダウンしたときはこうこう、KOシーンはこんな感じで、ってシナリオ書いて、演技も指導したんだけど、それが思いっきり裏目に出てる、っつか、大失敗こいてる、って感じです。


 インターバルシーンがあること自体は歓迎しますけど、魅力的でないんだなぁ。

 まず、前半ラウンドを優勢で終えて、コーナーに戻って来た寺崎嬢が、あまりにも衰弱した風なこと。それと、二人とも、「セコンドにトランクスのベルト部を引っ張ってもらって深呼吸」のシーンで、セコンド役のトランクスを引っ張る動きと、呼吸が一致してなかったり(何のためにこのシーンを入れてんだか)。あと、寺崎嬢は、もっと足をガバっと開いて、椅子に座って欲しかったかなー。

 どうせなら、うがいさせるだけでなく、頭から水かけちゃうとか、もっとこう、リアリティ、リアルのボクシングファイトにありそうな雰囲気に見せて欲しい。以前は、顔にワセリン塗るとか、それっぽいシーンを入れてくれたりしてたんですけどねぇ。

 あと、モデルさんを座らせる椅子が、ストゥールではなく、背凭れのある折りたたみ椅子でしたが、バトルさんが、こんなことやっちゃイカンです。見た目がそれっぽくないのもあるんですが、傾斜のついた背凭れがあるせいで、椅子の座部がコーナーマットから離れてちゃってる。モデルさんが、ロープに腕を伸ばしにくくなるわけですね(実際にやってないし)。ボクシングの小道具としての椅子はストゥール。で、インターバルの間は、選手はロープに腕を伸ばす。これって基本形でしょ?


 それと、自分は、とても悲しい事実に気づいてしまいました。それは、「試合シーンの撮影中に(恐らく)カメラが一台しか回ってない」ってこと。

 最初は、ダウンシーンのときに、「何で(ダウンを奪った側の)寺崎嬢のアップ画像を一度も挟まないんだろう?」って思ったんですね。で、更に、「このアングルからこのアングルに行くのに、何でカメラチェンジをしないのか?」みたいな疑問も湧いてきた。

 もしや、と思って、全編をきっちりチェックしました。試合シーンの中で、画像が別アングルに切り替わってるのは全部で六箇所。で、その切り替えの前後をよぉ〜く見ると、立ち位置が変わってたり、腕の位置関係とかが違ってたりするのよねん。ってことは、もう、「回ってるカメラが一台で、シーンを切りながら撮影してる」っちゅー結論にしか辿りつかない。

 例えば、エロレズ系レスリングとかだったら、基本的に、モデルさんの身体同士が接近(つか、くっついてる)している時間がほとんどだし、あまり立ち位置の移動もないはずだから、カメラ一台でやっつけようと思えば何とかなる(質はそれなりに落ちると思うけど)。でもねぇ、立ち位置の移動が頻繁で、特にダウンシーンでは、モデルさんの距離が大きく離れる構図になるボクシングでは、それをやっちゃいけない。これはねぇ、少なくとも、業界トップレベルの作品を期待されているメーカーの姿勢ぢゃねーですよ。

 ついでなので、手持ちの商品もチェックしてみました。すると、同じく「NEO」と銘打って新シリーズ化された、【プロレズリングNEO 1】は、ちゃんとカメラ二台態勢なのよねぇ。同じエロレズファイト系の、【Battle Sex Lesbian 4】 や、他のSSS作品も、カメラは二台回ってる。因みに、SODさんの【現役トップアスリート 最強女王決定戦】なんかは、三台目のカメラもあるっぽかったです(まぁこれは、作品の規模が規模だけに、特別な例だと思うけど)。

 GALLOPさんの、【ボディーブロー対決!】は、どうもカメラは一台っぽい。ただ、試合シーンのメインの流れとは別撮りしたと思われる、ピンのバストショット構図の映像を挟むとか、そこいらへんをうまくやっているので、カメラの切り替え(正確には「切り替え」はないわけだが)による不自然さはまったく感じないんですよね。この辺は、構成を考えたライターの力量や、カメラマン、編集者の腕の違いかも知れません。


 まぁ、【女子ボクシングNEO 2】は、何か事情があって、カメラが一台になっちゃたのかも知れませんが(個人的には、スタジオ天井の蛍光灯を消し、照明係さんが強めのライトをモデルさんに当てて撮影を行っているあたりに、原因があるような気がしますが)、それなら、もっとうまくやりようがあると思うんですね。

 例えば、KOに至る過程のシーン。これは、KO前の最後のダウンから立ち上がった桧山嬢の背中側(その向こうに寺崎嬢が居る、という位置関係で、フィニッシュブローまでほぼ同じ)のアングルでスタートして、桧山嬢がクリンチに逃げる → クリンチ解消後、寺崎嬢が大振りのパンチを四発振り、五発目の左アッパーで、桧山嬢が大の字ダウン → そのままカウントアウトで、寺崎嬢が桧山嬢の顔を踏みつけるシーンで終了、という流れで、切り替えなしの、一台のカメラによる連続の映像なってます。

 ここで、上の方に書いた、「桧山嬢がダウンしてから、白目剥き演技開始の前に、マウスピースを口からこぼれさせる」というシーンが出てくるわけですが、これは、フィニッシュブローの左アッパーに合わせてマウスピースを吐き飛ばしてしまえば、ダウン直後から白目剥きの演技に入れて、不自然さがある程度解消されるはずです(実は、もともとはそういうシナリオになってたんじゃないかとも思う)。

 で、桧山嬢がマウスピース吐き飛ばしを失敗したのか、本来のシナリオ通りだったのかはわかりませんが、撮った分の出来栄えはよろしくないわけです。だったらね、撮り直せばいいんですよ。もともと、そういうシーン割りだったんでしょうから。これでOK出しちゃうほど、監督さんの目は節穴なんでしょうかね。

 ああ、個人的には、桧山嬢には、最後に大の字ダウンしたときに、もちっと股を開いた状態で寝転がってもらって、ENDマークがでるまでの間に、桧山嬢の「股間側から撮った股間のアップ映像」を入れとくべきだと思いますね。


 クリンチの話がちょっと出たので、この点にも少々補足を。試合全体で、クリンチのシーンが四回あって、全面的に「劣勢に立たされた桧山嬢がクリンチに逃げる」という流れで発生するんですが、そういう状況でクリンチモードに入ったんならば、劣勢側は簡単にクリンチの解消に応じちゃいけません。

 この作品では、ブレイクの声をかけないでやってるので、特に、完全ドミモードに入った状況では、劣勢側は、絶対に自分から手を離しちゃダメ。少なくとも、攻勢側の寺崎嬢が、しがみつく桧山嬢をムリヤリ引き剥がす(投げ倒す、までいっちゃってもいいかも知れない)ように見えないといけないと思います。


 それから、椅子の件はすでに書いちゃったけど、それ以外の、小道具類の話を。

 ブログに書いたように、「何でキック用のトランクスかなぁ」 だったわけですが、実際に映像を見ると、形状にも不自然さを感じませんでしたし、そんなに気にはならなかった。むしろ、特に桧山嬢の、赤地にオレンジゴールドトリムのトランクスは、ヤラレ役の雰囲気を出す上での色合い的にもいいですし、濡れたときに、「肌にペッタリひっついてしかもちょっと透けちゃいそうです感」 が出る素材も、結構エロくてよかったです。

 ただ、ベルトラインの 「THAIBOXING」、それと前面のタイ文字は、作品の主旨にそぐわないものだし、外せるんだったら外して欲しかったなぁ。寺崎嬢の黒トランクスは、トリムが白、タイ文字の部分が金色なので、全体的な色合いのバランスが崩れちゃってる感じですしね。

 グローブ。うーん、色が赤黒になったのは評価しますが、どうしても形状が、うーん …… なんだなぁ。やっぱねぇ、本格志向の試合シーンには、マジックテープタイプのグローブは合いませんよ。

 この作品の撮影に使った TWINS のやつは、手の甲手首近くのもっさり感というか、もっこり感が、どうにも美しくないですし、【ボディーブロー対決!】で使ってた、BODYMAKER製のものにしてもそうですが、掌側に手首を曲げたときの形が美しくない。【Delusion Boxing】で使ってたから、小道具として赤黒両方揃ってるはずなので、Windyのストラップタイプを推奨します。

 あと、シューズ。黒グローブ黒トランクスの寺崎嬢が白地にピンクラインのシューズで、赤グローブ赤トランクスの桧山嬢が白地に黒ラインのシューズってのは、カラーコーディネイト的にどうでしょう。ま、ここいらは、足のサイズの問題もあるかも知んないですけどね。つか、バトルさん、もっと色っぽい感じのボクシングシューズ持ってませんでしたっけ?


 自分は、ぶっちゃけ、トレーニング編の部分は、本編だと思ってないんで、ここまでまったく触れてきませんでしたけど、まるっきり放置ってのもナンだし、一応、何か書いときますかね。

 寺崎嬢、桧山嬢、どっちの分にもサンドバッグ打ちのシーンがありますけど、これを見てると、バトルさんが、「ボクシングの基本の構えや動きを、モデルさんにちゃんと指導してない」ってのがわかっちゃうんですね。

 寺崎嬢の方は、構えているときに、掌が身体の方を向いちゃってます。これは、格闘経験のない女性にはありがちなパターンですね。桧山嬢は、肘の位置が下がりすぎ、左右に開きすぎだわなぁ。でも、パンチを打つときの、肩から先の動きは、桧山嬢の方がまだいいかな。

 んー、サンドバッグ打ちのシーンを見てると、このグローブは、やっぱ、練習用、って感じがするなぁ。特に小指側から見ると、手の甲側手首周辺に比べて、拳から指先までにかけての厚みが足りない感じで、パンチンググローブっぽく見えちゃう。

 あと、一つ思ったのは、トレーニング編の方は、別にトップレスにする必要はないんじゃないかなぁ、ってこと。タンクトップでもシャツでもいいから、上は着させて、汗の濡れ跡を見せるぐらいの方が、エロい絵になるような気がする。うーん、お二人とも、「着てても肉欲的!」 って感じのボディじゃないから、そんなでもないかなぁ。…… ま、どっちみち本編じゃないと思ってるんで、そこいらは、どうでもいいんですけどね。


 それにしても、このキャスティングはどうかなぁ。

 特に、寺崎嬢に関しては、非常に問題アリだと思う。格闘モノの演者としてのセンスも感じられないし、ドミ役の演者としての魅力も感じない(そういう表情が作れない、ってのは致命的)。ご本人には誠に申し訳ないですが、ルックス、ボディも、十人並み、という評価がいいところ。何で彼女をこの作品にキャスティングしたのか、自分には理由が見つからないです。

 すんげー美人で、すんげーダイナマイトバディのモデルさんとかだと、それなりにお値段が張るだろうし、こういう、販売数が限られるような作品に引っ張り出すのはムリがあるにしても、こう、「特に指導しなくてもそれっぽい動きができるモデルさん」ぐらいなら、ちょっと努力して探せば、それなりに見つけることはできると思うんですけどね。

 例えば、【ボディーブロー対決!】 に出演された、早崎れおん嬢と風谷音緒嬢。お二人とも、パンチを打つときの動きがいいし、足も動いてる。相手との距離感が測れているし(これはとても重要)、攻めるときは前に出て、劣勢になったら後ろに下がる、という動きもできてる。もっと言えば、早崎嬢は、ドミ役にマッチする顔立ちで、そういう表情もいい感じだし、風谷嬢は、苦しげな表情がしっかり出せてる。ぶっちゃけ、もう、これだけで充分でねーっスか?(とは言うものの、この配役をそのまま 【女子ボクシングNEO 2】のシナリオに当てはめちゃうと、ヤラレ役が風谷嬢になって、個人的には、ちょっと乳的な不満が残りそうだけど)

 まぁ、そんな感じで、こんなところにも「合格例」があったりするんですよ。GALLOPさんにできて、バトルさんにできない、ってことでもないでしょ? 仮にも業界トップの地位にいるわけですから、「それなりのモデルさんの確保」ぐらいは、ちゃんとやって欲しいです。


 と、ここまで、さんざっぱら文句をつけてきたわけですが、じゃぁ、ヌキネタとしての利用価値がないのかと言うと、これがまたそうではなくて、今んとこ、手持ちのエロDVDの中では、一番お世話になってる作品だったりするんですよね。その理由は、桧山嬢が、「素材として魅力のあるヤラレだから」ということに因るところが大きいです。まぁ、ここいらは、かなり個人の好みの問題ですけど。

 自分は、桧山嬢の、半泣きっぽい感じのヤラレ顔と、それと良くマッチした、「はぁー、はぁー」 という呼吸音(喘ぎ声、かなぁ)に、すごくソソられるんですね。巨乳ってわけでもないし、全然、ナイスバディって感じもしませんけど、比較的きれいなおっぱいで、乳首の色と形がいい。緩めのお腹も、ボクシングものとしては哀れなヤラレっぽくて、個人的には割と好き。

 …… と、そんなんで、バトルさんのヘボ演出のおかげで、満足度は今一ですが、ヌキネタとして、それなりに利用させていただいてます。まぁ、やっぱり自分は、トップレスボクシングが好きなんですね。


 フェチエロ系ボクシング専門レーベルだったスクエアフォースさんが消息不明になってからすでに半年が経ち、【拷問ボクシング】シリーズで一作だけトップレス版を出して、「これはっ!」 と思わせてくれたMEDUSAさんも、もう一年近く新作リリースがなく、既に死亡した気配が濃厚。SSSさんですら、【Topless Blow 5】 を5月にリリースしたのを最後に、トップレスボクシングもののリリースが止まってる。

 この、「定期リリースを見込める、女×女仕様の国産トップレスボクシングシリーズ作品がゼロ」という状況(何となく、GALLOPさんがボクシングに目覚めた気配があるけど、基本がヒロイン系のコスなので、ポロリまではあっても、純粋なボクシングコスのトップレス作品までは出て来ないでしょう)の中にあって、【女子ボクシングNEO】は、マニアの身の上には、すんごく貴重な資源なんですよ。

 だからこそ、ここはバトルさんに頑張ってもらって、マニアの心を鷲掴みにするような作品を、世に提供して欲しい。少なくとも、シリーズの存続に耐えうるレベルの作品を、制作し続けて欲しいです。

 お願いしますよ、ホントに。


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