All about Erotic Fight #01 --- 2006.10.23

Delusion Boxing リリースに際して思うこと



 エロ系ファイトに関して、今までは、掲示板や日記に書いてたり、小論文っぽく纏めてみたりしてきました。で、ブログを作ったので、今後はそこに全部ぶち込もうかと思っていたのですが、こう、その手の話ってのは、それなりのネタになると、どーしても長くなっちゃうんですよね。ってことで、多少長い文章になるときは、ブログとか掲示板に書いていくのはヤメにして、それ用の小文集みたいなページを作ろうかなぁ、と、思い立ちました。

 ところで、10月13日に、スクエアフォースレーベルから、【Delusion Boxing】が発売になりました。この作品のリリースに際して、ちょっといろいろなことを思ったので、このコーナーの第一弾として、そこいらをつらつらと書き綴っていこうと思います。


 バトルHPによれば、【Delusion Boxing】は、「妄想を具現化したストーリー性のある作品」との由。この「妄想を具現化」の部分が、このシリーズのウリだと思われる(制作サイドとしては、「女ボクシングファンの妄想をそのまま実現したのだ」と言いたいんだと思うんだけど)が、どうも自分にはしっくりと伝わって来ないんですね。

 女ボクシングファンの多くが、今一番求めているのは、乳出しか否かは別にして、「高いファイトレベル、どうしてもムリならフリだけでも」の部分ではないでしょうかね。で、【Delusion Boxing】のジャケット写真やスライドショー画像を見ると、シリアスなファイトではありえない構図(ヤラレ側の腕の位置など)のものが多く見られ、この面での充実は望み薄のような気がします。まぁ、本編を見たわけではないので、そのあたりは何とも言えないんですけど。


 そうなると、残りはエロ方面妄想の具現化に期待しちゃうわけなんですが、これに関しては、実のところ、かなりいい線に乗ってると思うんですよね。その要素としては、衣装、汁気、それと、既存作品とのバランスがあげられます。

 まず衣装。【Delusion Boxing】で使用しているトランクスは、最近のエロボクシングものとしては、出色の一品でしょう。股上、股下の丈の短さ、素材、どちらも非常にエロい。特に青トランクスのモデルさんの股間周りは、これだけで充分オカズたりえるほどエロいです(赤モデルさんに言及しなかったのは、股間周りが確認できる画像がないためです)。気のせいかも知れないんですが、もっこりと膨らんだドテの部分に、陰毛が収まっていると思しきわずかな凹凸が見える。この部分がぐっちょりと濡れて肌に張りついたらどうなるんだろう? そこをグローブだのシューズだので擦られたらどうなるんだろう? とか思っちゃうんですよね。んー、掲示板には「赤青対決から赤黒対決へ」とか書きましたけど、この青パンツのテカり具合はいいなぁ。黒パンツのテカり具合が今一だったら赤青対決のままでもいいかもー。

 乳出しの画像が一枚だけってのは、ちょっと寂しいなぁ。しかしながら、トップスに関しては、割といい感じのものを使ってますので、まあOK。乳首がくっきり浮いて見えるものであれば尚可。とは言っても、パンツがあれだけエロいんですから、ぜひトプレスへ移行してもらいたい。うん、うん。

 あと、細かい部分ですが、Winningではなく、Windyのグローブを採用してくれたことに関しても、個人的には嬉しい。今のWinningの8オンスグローブは、どうもエッジが立ってしまって、あまり好きになれないんですよね。エロ的に。それから、青グローブってのは、エロ的にどうかなぁ。もちっと色が濃ければ違った印象になるかも知れない。ま、エロ系作品であれば、グローブに関しては赤もしくは黒が基本だと思いますね(赤黒でも、赤赤でも、黒黒でも可)。

 次に汁気の部分。スライドショーの写真で、肌が光ってるように見えるものが何枚か確認できますが(一番はっきりわかるのは、乳同士を押し付けてる写真ね)、バトルのオリジナル女子ボクシング、レズボクシングともに、汁っぽさが前面に出ている作品って、自分が知る限りでは、あんまりないんですね。エロファイトには汁気は絶対必要。水かけても油塗ってもいいから、もっとテカテカ感、ヌメヌメ感を出してもいいと思います。パンツがグチョ濡れってのも全然アリでしょう。ちうか見てみたい。


 最後に既存作品とのバランスについてです。

 現在、程度の大小を問わずに、エロ風味を持たせたシリーズものとして世に出ている女子ボクシングのビデオは、バトルの【女子ボクシング】、【レズボクシング】ですかね。

 【女子ボクシング】のシリーズは、このジャンルの先駈けみたいな部分もあり、今後も、「正統派女子ボクシング路線乳丸出しもアリ」っていう路線でいくと思うんですよ。トプレス一試合含みであってもそれはそれで、あくまでも、正装でボクシングをしている女性そのものの持つエロチシズムで勝負、みたいな感じですね。

 【レズボクシング】は、はっきりと、「ボクシングの衣装でレズ行為」、こっちの道へ進むんじゃないでしょうか。この路線でお客様を満足させるとするなら、それなりの質のモデルを起用しなければならないでしょうし、そうなると、正直、ファイトレベルの確保は難しいでしょう。それなら、パンチを繰り出すシーンを控え気味にして、もっと、揉むだの擦るだの舐めるだのしゃぶるだのに特化してしまった方がいいような気がします。ラストも、殴られてKOよりも、イっちゃってKOで。…… つか、前作がでてから四ヶ月開いた11月も発売予定がないようなので、シリーズが存続するかどうか怪しくなってきてますけど。

 【レズボクシング】シリーズの存続云々は横に置いといて、そうなると、エロ風味がきっちり前面に出ていて、それなりにボクシングシーンを見せてくれる作品が欲しくなる。【Delusion Boxing】は、ここに嵌るんじゃないか、って気がするんです。ストーリー性を持たせるようですし、ややドミっぽい要素を織り込んで、ちょっと妖しげな感じ(ここいらは文章で説明するのが難しい)を醸し出せればいいのかなぁ、と。第一作では超控えめのようですが、次作からは、乳はふんだんに露出していただけると、個人的にはヒジョーに嬉しかったりします。


 ってなことを考えているうちに、一つシナリオが浮かんだので、ちょっとこちらに。例によって、勝ち役モデルさんを《勝子》、ヤラレ役モデルさんを《負子》と呼ばせていただきます。

 舞台は裏ボクシング界(もちろんトプレス)ってことにして、本編冒頭を試合途中、というか、試合終盤からスタート。《勝子》が《負子》を一方的に攻めます。《負子》はまったく手を出せずに打ちまくられ、何度もダウンを繰り返した挙句、KO負け。

 その後、《勝子》に《負子》を罵ったり、踏みつけたりして、適度になじってもらう。トランクス剥奪なんていいかもですね(←これはねー、国産作品で是非見てみたいんですよ)。《負子》から毟り取ったトランクスを高々と掲げ、完全勝利をアピールする《勝子》。この、試合後の、『勝者と敗者の構図』をみっちりお届けして、第一試合はフェードアウト。

 んでまぁ、《負子》は《勝子》と再戦しなければならなくなるようなシナリオラインにしておいて、ここでストーリーの部分を見せておく。《勝子》と《負子》の会話シーンを入れたり、《負子》の練習シーンに第一試合のシーンをオーバーラップさせる、なんてのもいいかもですね。

 で、第二試合スタート。しばらくは《勝子》優勢。その後は、…… んー、こうなると《負子》が最終的に勝ちでないとダメかなぁ。これだと、出演モデルさんの両方のヤラレシーンをお客様に提供できますし、徐々に形勢が《負子》側に傾いていくさま、なんてのはちょっと美味ですしね。個人的には、第二試合も《負子》が負けでもいいんですけど。


 あー、やっぱり長くなっちゃいましたね。

 バトルさんが【女子ボクシング】シリーズをリリースして以来、そこそこ女ボクシングもののビデオが世に出てきましたけど、企画的にちょっとマンネリ気味かなぁ。発売間隔から考えると、バトルさんの女ボクシングシリーズで、今一番気合入ってるのは、【男勝ちボクシング】みたいですし。ま、そんなことで、自分は、乳出しベクトル増量の想いを込めつつ、【Delusion Boxing】に期待する次第です。 ほいでわ。


2006.10.24 追加稿

 上記の文章を書いていたのは、だいたい10月の15日ごろでした。で、上の文章を23日に公開した直後に、バトルHPのバトスポ11号(現時点では最新のもの)を発見。orz

 見出しに、「打! 虐! 凌! 擦! 辱!」とありますし、簡単なあらすじも載っていますので、制作者の意図する路線、自分の中でははっきりしました。「序盤から防戦一方のまなに逆転の秘策はあるのか?」ってことは、自分が上に書いたストーリーライン(の第二試合の方)と同じ感じかなぁ。

 バトスポで扱うくらいだったら、多分モデルさんの質は、ある程度確保できるレーベルだと思われる。なら、あとは、次作以降の、乳出し度充実を祈るのみ。期待してます。


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